文化防衛には、国民の日常生活の安定がまず第一です。
日常生活の安定には、どんな場合にも食料と熱源が確保されていなければなりません。
自由貿易は、流通経路遮断がいつ行われるか予想できません。
「どこ」は予想できても、「いつ」は予想できません。
流通経路遮断は、農林水産、経済産業というような分野別には起きません。
一切合財、ハードもソフトも、ばっさりと途絶えます。
食料と熱源、飲食と電気、これが自給できなければ国民生活は破綻します。
占領軍の手伝い仕事をずっと引きずってきた、作ることへの邪魔だても、宥めすかしの補助金策も、もういいでしょう。
国民生活の防衛には、これまでの縄張りにとらわれない、総合施策が必要です。
どこかのだれかの顔を立てるために動きがとれないような、古くさい鎧は脱ぎ捨てなければなりません。
食糧熱源省、食熱省、名前がダサければ公募すればよいので、大きな心構えで大きな仕事をする役所に組み換えをしてほしいと思います。