・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

投票はすべてのことに最良の手段ではない

2015年02月13日 | つぶやきの壺焼

地方の住民投票で国防問題を決めるという珍事が行われようとしているそうです。
島のことは島で決めるという論法だろうと思いますが、自衛隊駐屯の是非という国防の問題を、島のことと言い繕うことのほうが、そもそもの問題であるのに、もうひとつ問題が重なっています。
住民投票に中学生を参加させるというのです。

論議を尽くしてほかに決めようがないから最後の手段としてその方法をとる、それが投票議決だと思うのですが、その論議に中学生も参加させたのでしょうか。
その島の人たちは何を考えているのでしょう。
島の祭りに神輿をどうするか、それを決めるのと同じ程度に考えているのでしょうか。

投票で決めた結果が奇妙なことになるのは、N町に通う人を選ぶあの行事で経験済みです。

子どもも参加のいきなり投票で決めてよいのは、その場のみなの気分を確かめて、記録しておきたいときに限ると思うのですが、いかがでしょうか。

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無闇な分解が意味をわからなくする~日本語の理解を妨げるもの:3

2015年02月12日 | つぶやきの壺焼

「熟語は分解してしまうと意味を持たなくなる」と1月28日に書きましたが、文章に埋められた言葉も、文字の種類だけで分解してしまうと、わからなくなります。

昨日の「機先制される」も、その新聞見出しが、漢字とかなに分解されると「機先制」「される」となり、「機先制」という何かの制度のようなものがあって、それに無理やり引きずりこまれ実行させられるのか、と読んでしまうのです。

そこで「機先制」とはなんだろうという疑問が誕生し、それに捉われ続ける限り、永久不可解の呪縛に陥ってしまいます。


ローマ字を習いたての小学生が、書かれた文章を朗読させられました。
Harunoogawagasarasaratonagareteiru.
黒板に書かれた切れ目のない文に、生徒は面食らいながら読み上げます。
春のぉ、ガワがさ、ラサラとな、ガレている。

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助詞のききめ

2015年02月11日 | つぶやきの壺焼

「機先制」はどう読むのかという質問がFAQに出ていました。

「きせんせい」しかほかに読みかたはないでしょう、という答えに、では、新聞で見た「機先制される」とはどういうい意味かと、折り返しの質問が出されています。
はじめからそういう質問をすればすぐ答えが出るのに、なぜそうしないのだろうかと、奇妙な感じさえします。

通常の文章なら「機先を制される」と書くところを、見出しなので「を」を抜いて言葉に力を与えたつもりが、読みかたさえわかってもらえなかったのでしょう。

質問者は、日本語を勉強中の人だったのかもしれません。
助詞が抜けると読めなくなる読者に、文字の上でなく意味として助詞の入っている文言を想像させる教え方も、外国人向けの日本語教育技術として必要ではないかと思います。
目の前に「ない」ものを「ある」ように読みとる、それができなければ日本語はわからないのです。

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母音の力は偉大です

2015年02月10日 | つぶやきの壺焼

同じ子音の言葉が、母音一つの変化で大きく意味がが変わります。

例を挙げてみましょう。

自画自賛 JIGAJISAN ⇒ JIGOJISON 自業自損
得意になって始めても、命まで落としてしまうこともある

という戒めです。

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有害宣伝という生産調整法~そんなばかな:9

2015年02月09日 | つぶやきの壺焼

マーガリンが、ある国では製造禁止になっている毒物だという宣伝があります。
初期のマーガリンは、マーガリン臭く、嫌なものでした。
それが異臭なし、冬でも溶けやすいものに改良されると、そこで製造禁止にされます。
「トランス脂肪酸」が含まれているから危ないというのがその理由とされているようです。
どういうものか名前からはわかりにくい物質は、不安材料にはもってこいです。

食品を酸化しにくく加工する技術には、添加物が欠かせません。
便利に食べる、はっきりした濃い味をつけて食べる、そういう生活に慣れきった人の要求を満たすには、添加物はどんどん増えていきます。
しかし、人間の寿命は長くなっています。
有害食品が増えると寿命が延びる、変です。

いまなぜマーガリンが責められるのか、それは、売れ過ぎて価格を上げられなくなったからではないかと思います。
キャベツのように、折角作ったものをつぶさせるというバカなことは、マーガリンにはできません。

ものを減らすには、製造禁止がいちばん効き目があります。
理由は専門家が考えれば、簡単にできあがります。
製造禁止にすれば、価格低下を抑えられるでしょう。

何も不思議はありません。
ものが減れば値段が上がる、自由主義経済の基本原理が使われているだけのことです。

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売れ残るマーケットは なんでそうなるのか

2015年02月08日 | つぶやきの壺焼

ふだん人通りの少ないビル街の裏通りが、テントを構えたマーケットになっていました。
午後1時前、ぽつぽつと、訪れる人はいますが、ぶらぶら眺めながらという人は見あたりません。

3時間後、集会のあと同じ道を通ってみると、店の数は2割ぐらいに減って、それでもまだ決められた時間いっぱいはと、頑張っている人がいます。
それからはもう売れなくても、やるだけのことはやろう、最後のお客様はどういう人だったか、終わってからの話のタネにもなるだろう、これは通りすがりの者の勝手な想像で、残ったものを前に立つ人の思いは、それぞれ違うでしょう。

客の寄り付きやすいマーケットと、そうでないところは何が違うのかと、ふと思いました。
待ち構えられている店には寄りにくい、知らん顔をされても見る気がしない、通行人の気分はひととおりではありません。
店に立つ人の構えと、通る人の気分とのあいだに、ふわっと同じような空気がただよったとき、通行人はそこで客になり、ものの売れそうな場ができあがるのでしょう。
その勘所をつかみ損なえば、ものは売れ残ります。
勘どころのつかみかた、それは知識を寄せ集めてマニュアル化しても、実用にはなりません。

歩をゆるめずに見たことを思い出してみると、売れ残った店には、みな4~5人のひとが立って並び、品ものも同じものがべたっと並んで置かれていたのでした。

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ロボットが活躍する時代

2015年02月07日 | つぶやきの壺焼

銀行窓口にも接客ロボットが現れると聞きました。
教え込んでおけば何でもやってくれるロボットは、勝手気ままなことをしないので安心です。
そこに来る人が何を言い出すか、それが予想される場合には、応対は完璧に行われます。

けれども、強盗やテロが入り込んだ場合、ロボットにはどういう応対をしてもらうのでしょうか。
折角置くならば、銃弾を跳ね返して撃ったやつを追いまわすような、強いロボットにしてもらいたいものです。

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社長さんの品格

2015年02月06日 | つぶやきの壺焼

景気が上向きになったとき、働く人の待遇向上をうっかり忘れているような社長さんは、やはりB級です。
働く人には社長さんも入りますから、社長さんの報酬も上げて当然でしょう。

働かない社長さんは問題外ですが、社長さんの報酬押し上げを、当たり前と思うか、社員といっしょにと思うか、それとも・・・。
この考えと、表しかた次第で、社長さんの品格が定まるものと思います。

社長さん方、あなたはいかがですか。

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差別意識をはっきり持とう

2015年02月05日 | つぶやきの壺焼

ごみは、やかましく分けろ別にしろと言う一方で、はっきりわかることを一緒くたに扱いたがるのは、どこかおかしい気がします。

人間の姿をしていても、人間らしくない人もいます。
人間のしわざとは言えないような、残虐なことを平然とやってみせるヒトは、はっきり差別して考えないと、それがひどいことと見られずに、「みな同じ」になってしまう惧れがあります。

いいえそんなことはと、多寡をくくっていると、次の世紀には人間が野獣に一歩近づいているに違いありません。
するはずがないことの一部始終を動画で放送する感覚が、すでにそちらに傾いている証拠です。

ものごとの区別なしに、差別は悪だなどと言っていると、取り出し口のなかなか見つからないセロテープのように、始末の悪ことになってしまいます。

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ネゴトは どこで始まるのか

2015年02月04日 | つぶやきの壺焼

ネコはネゴトをいうそうです。
夢を見ているのでしょうか。
ネゴトをいうかどうかで、人間の社会との距離をはかれそうな気もします。

人間は、起きているときにもネゴトをいうことがあります。
社会の中心から少しヘリのほうに押しやられたとき、そうなるようです。
すると、ネゴトの活動領域、いやその前に発生領域は、人間社会の周辺付近ということになりそうです。

人間社会の中心課題ではない、テロ行為の弁護なども、ネゴトと混ざり合ってゲル状になると、こびりつきを剥がすには手間がかかります。
変な夢が、ネゴトと溶け合ってジンドーという芳香を放ち、ユーアイという甘味までもったものができると、つい手を出させ足を運ばせ、夢遊症状まで起こさせることもあります。

これも、合法という名から改めなければならないもののひとつです。
しかし、困ったことがあります。
取り締まろうにも、夢を証拠物件にはできないのです。

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スマホシステムは巨大な盗聴器

2015年02月03日 | つぶやきの壺焼

スマホはなぜスマートなのか、それはだじなことを、目につかずにしているところにあると見ました。
遊言実行を自慢のタネにするアケスケ文化になじんだ国の人たちは、形やはっきりわかる多機能をスマートと見ているかもしれません。
他方、オレがコレがと見せないところをスマートに感じとる静かな文化のもとでは、見えないところで行われている何かを見落としたり、あるいはなんとなく許してしまったり、愛嬌のあるマヌケさがどこかにあるものです。

自分だけは、いつも安心、安全の世界にいられるものと思うところが、そのマヌケさの底流になっています。
ひとには聞かせられないことでも、スマホどうしの間なら、伝わっていく道が目に見えない電波なのだから、だれにも聞かれてないはずだと思い込んでしまいます。
つながっている様子が見えなければ安心と思うマヌケさです。

スマホでしゃべっていることは、それを聞きとる仕掛けがあれば、大情報群として集めることができるのです。
スマホのシステムは形の見えない巨大な盗聴器なのです。

しゃべっているその場所がどこであるかさえ、つきとめることができるのですから、それで内緒話ができると思ったら大間違い、くれぐれもご用心を。

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逆走には厳罰を

2015年02月02日 | つぶやきの壺焼

高速道路逆走事件が毎年何百件もあって、増加傾向にあると言われます。
そうか、増えているなら俺もなどとバカなことを思いつく人はいないことを願いますが、逆走を始めるときは、おそらく錯乱状態に近いのではないかと思います。
あとになって、なぜを問うてみたところで、作り話しか記録されません。

ラジオで、道路の管理者から「オヤメクダサイ」と生ぬるい放送をしているのを聞きました。
高速逆走は絶滅しなければなりません。
理由がどうであろうと、これは厳罰に処さなければ、減らすこともできないでしょう。

百万円単位の罰金ぐらいではだめです。
見つけたときは、即刻その場で車は没収、免許は停止、言い訳請願無用とするぐらいの厳正処罰が必要です。
交わして逃げてもだめ、どこかで写真に写っているから、必ず捕まります。

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珍慣習の誕生~不思議であるような ないような:3

2015年02月01日 | つぶやきの壺焼

入社式の通知をもらったので礼状を出したいけれども、どう書いたらよいかと相談をもちかけている人がいました。
だれに出すのかと思ったら、就職の世話をしてくれた人にではなく、今度入社する会社あてなのだそうです。
そんなのいらないでしょう、いいえ先生からそうしろと言われた、という問答が続いていました。

採用してくれた会社に感謝するなら、入社したら懸命に働けばよいでしょう。
入社式の業務用通知に、礼状を出すことを勧める先生がいるとは仰天ものです。
こんなおかしな慣習が、もう出来上がっているのでしょうか。
地球温暖化どころの騒ぎではありません。
これは奇習温存化現象でしょう。

この話には、まだ尾ひれがついていました。
お礼状に同封する返信用封筒の書き方はどうすればよいのかというおたずねでした。
南無妙法蓮華経・・・。

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