盗人や狂人が街をうろうろしていても、相手も人間だからと見ないふりをしている、こういう街がだんだん良くなっていくとはだれも思わないでしょう。
起きていることを、社会の"現象"として眺めていることが、許されないものごとがあります。
日本の国土の重要地点が、外国の工作で次々に買い占められていく、これもそのことがらに入るでしょう。
N町やK関の人々は、この難事に手をつけたがらない、評論家は取り締まらない理由を上手に話して代弁にまわる、地上波でないニュース番組でさえこんなありさまです。
できる立場にある人を、よりよい方向に動かすためのものでなくなった言論には、評論の価値はなく、それを吐く人はジャーナリストとは言えず、ただの代弁者になりさがります。
ジャーナリストを名乗る先生方は、本を売ることと、人を動かすことと、どちらに力を入れますか。