小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

蔦沼・奥入瀬・十和田湖の旅―1 Fujifilm GFX100S+GF110mmを追う-3

2024-11-09 21:16:03 | 写真日記
蔦沼・奥入瀬・十和田湖の旅―1 Fujifilm GFX100S+GF110mmを追う-3
2024-10-31



今回の旅の重要拠点の地図を示します。当方はGoogleマップが大嫌いの古い人間です。さらにマイカーを使わぬ人、免許返納まであとわずか。
青森から休屋までが<みずうみ号>、(行き8本、帰り8本/日)八戸から休屋までが<おいらせ号>(行き2本、帰り2本/日)というJRバスが唯一の公共交通機関。後はプリンスホテルの送迎バス(行帰り、休屋からH間1,2本、八戸からH間が1本)。当方は出きる限り車を使わないことに決めているので、これらに頼るしか手段はない。奥入瀬渓流には八戸が近いが、バスの本数から青森発を使わざるを得ない。
日程を決めるに、自分の都合、天気、紅葉の状態の3つを考えなければならない。予約した日に台風が来るという予想もしないことになり、出発日、ホテルの予約を1転2転と変え、その都度バスのスケジュールの立て直しで、行く前に大変でした。
結局、青森発のみずうみ号で八甲田山のふもとを片道2.5時間かけてなんと2往復することになりました。途中にある城ケ倉温泉、酸ヶ湯温泉、猿蔵温泉、谷地温泉、蔦温泉、奥入瀬渓流温泉、十和田湖温泉とぞくぞくとある温泉を4回通り過ぎ、これらの風景をみな覚えてしまいました。後ろの2つの温泉は一応小さな温泉街を呈していますが、前の5つの温泉は森の中の一軒宿の温泉です。中でも酸ヶ湯温泉は人気らしい。青森からの日帰りや、一人で泊まりに来るしぶい趣味の西洋人さんもいました。


青森駅  Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm 

新幹線の駅、新青森駅と青森駅は奥羽本線で1駅ですが、本数は30分に1本程度でなかなかのローカル感があります。東北新幹線の終点が新函館北斗となっており、今は無い片道4時間の青函連絡船を考えると、なにか感慨無量です。


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm

これが、青森駅前のバスは発着所、ここで4回みずうみ号を乗り降りしているわけで、大事な大事なバス停です。とにかく1回でも予定のバスに乗り遅れたら全てのスケジュールがメチャクチャになります。タクシーだと片道数万円の出費。


みずうみ号 Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm

八甲田山のふもとで休憩タイムのみずうみ号。なおこれらJRハスは乗車人数を数えながら、臨時便を出してゆくので、座れないことはありません。この時期は臨時便を2,3台も出すほどの盛況で、その原因の殆どは中国系の観光客です。


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm

休憩タイムで紅葉を撮る


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm バスの窓越しの八甲田山すそ


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm バスの窓越しの八甲田山すそ野

八甲田山すそ野、標高1025mmの傘松峠を通過する。周囲は完全に紅葉が散って、木々は骨状態。


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm バスの窓越しの八甲田山すそ野

傘松峠を越えて蔦温泉に向かうのですが、5分か10分走るとどんどん紅葉が増えて来てなんとか紅葉が見られるとホットします。このあたり、八甲田山のすそ野は、なんとなくとても気に入りました。紅葉もきれいだし、観光客に荒らされていない自然が素晴らし。また訪ねたい所です。 


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm

蔦温泉 ここから林の中を10分ほど歩いて蔦沼へ着きます。周囲には計7つの沼があって約2.9km、所要約80分ほどで一周できます。

今回の旅は、ただ紅葉の写真を撮るのではなく、<Fujifilm GFX100S+GF110mmを追う>の一環として、違った視点で写真を撮ります。一般的紅葉の写真は殆ど登場しません。加えるに、来年の公募展への作品のアイデアをこの旅で見つけるという重大な使命があります。
特にカメラ情報が書いていない写真は全てFujifilm GFX100S+GF110mmです。



蔦沼までの小さい渓流の水面をFujifilm GFX100S+GF110mmで追い続けています。














蔦沼 Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm



蔦沼です。どうやら紅葉の最盛期は終わっているようです。ここは紅葉の時期に、夜明けのモヤを狙って、朝早くからカメラマンが詰めかけるそうです。マイカー使わずの当方にはできませんし、そういう写真は狙っていません。



これはスマホ、小さい画面ではスマホが一番いい写真が撮れる。



もっぱら水面です。自称、<水面フォトグラファー>。




Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm












Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm



これは7沼の内のヒョウタン沼


ヒョウタン沼水面


ヒョウタン沼水面


ヒョウタン沼周辺


ヒョウタン沼周辺


ヒョウタン沼周辺Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm

7沼を回りたかったのですが、帰りのバスまでの時間がタイトであることと、この一帯は熊警戒警報が出ているということで、あきらめました。7沼一周している方々がパラパラいました。水面撮りには7沼はとても魅力的です。熊警報が出なくなってから一人で来ようと思っています。

青森に戻り、居酒屋を探します。
朝市寿司というお店に入りました。


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm


スマホ 

江戸前寿司をうたっているのだから、東京で修業したのかな?


スマホ

初めてなまこの握りを食べました。とてもインプレッシブで美味しかった。このなまこのあじは忘れないでしょう。


スマホ

この店は大間マグロの握りがうりです。でかいネタが乗っていました。これも無論美味しい。お客はずっと我々だけという寂しいお店でしたが、もう一度たずねてもいいと思う美味しいお店でした。そうそう、お酒は田酒がやっぱり旨かった。もう一種類は倉川(ソウセン)。ネットで調べると、<悠久を流れくだる蒼き川「奥入瀬川」の伏流水を仕込み水に南部社氏の酒技で醸す気概の秀麗逸品 川村商店が唯一の取扱店>とありました。メニューも知床トド肉、エゾジカ肉、釧路沖クジラと相当こだわりの強いお店でした。
ちなみに、この近くで、同じころ長蛇の列となっていたお店は下の写真、<食堂がやっている居酒屋>居酒屋おさない(写真は次の日の朝)。こういう人口の少ない街ではネットの力は恐ろしい。
All or Notの世界。


居酒屋おさない Sony alpha7CR + Sony/Zeiss distagon 24mm

今晩は青森アパホテルで一泊。蔦沼に一番天気になりそうな日を割当てる為に青森が最初の宿泊地になったのです。予想は当たって、今日は一番天気が良かった。アパホテルを探してスマホを使いながら歩くうちに、家内が転んで、唇を切ってメガネを壊したことを除けば、全てがうまく行った一日でした。


青森駅東アパホテル





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自然教育園日記その300 Fujifilm GFX100S + GF110mmを追うー2

2024-11-03 16:37:21 | 写真日記
自然教育園日記その300 Fujifilm GFX100S + GF110mmを追うー2
2024-10-14
Fujifilm GFX100S + GF110mm


イヌショウマ


ヒョウタン池水面


水生植物園水面


アサギマダラ

このアサギマダラは一日中狭い範囲のノアザミ集落にしがみついています。カメラマンが取り囲んで撮影。アオスジアゲハやツマグロヒョウモンもやってきて大サービス、観客の皆さんは大喜び。




アサギマダラとノアザミのシャープな絵






アオスジアゲハ
標本写真を撮らないように、背景を考えながら、というのは簡単だけれど、どうしても蝶にだけ注意がいってしまう。とにかくいっぱい撮って、トリミングで絵を作る。GF110mmはちょっと遠くから撮ると、適当にバックの造形が入って、適当にボケる。F2までゆけるから、F4までのGF120mm macro より絵作りが楽しい。さらにGFX100Sはトリミング拡大に強いので、とてもフレキブルに絵が作れる。この組み合わせの面白さがだんだんわかってきました。

2024-10-20

Fujifilm GFX100S + GF110mm







2024-10-22
今日もFujifilm GFX100S + GF110mm F2
いつもと同じ場所で、同じように撮っています。しかし、今日の絵はちょっと違っているような気がする。ひょっとすると、ずっと以前から目指していた<アリス・イン・ワンダーランド>の世界にふと入り込んだのかな? 人が外界から虫を撮っているのではなくて、アリスみたいに小さくなった自分が、花と虫の世界の中に入り込んで、周りを見回しながら撮っている。そんな風に見えたら嬉しいのだけれど?












ヤマハッカ




ゴイサギ

鳥だって、こんな珍しい鳥がいますよとか、こんなめずらしいシーンがありますよとかいって撮っているのではなくて、鳥の世界に入り込んで、<アリス・イン・ワンダーランド>のアリスの目で撮ることもできるに違いないと思うのです。といってもやっぱり難しいか??
しかし、皆さんにはちっとも面白くないだろうな。対象を小さくするとどうしても全体のインパクトが足りなくなるのです。もっと、アクセントを入れ込まねばいけないのです。何とか考えなければ。晴れてれば、もう少しなんとかなったとは思うのですが? まだまだ足りないか?




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自然教育園日記その299 Fujifilm GFX100S + GF110mmを追う-1

2024-10-26 20:05:41 | 写真日記
自然教育園日記その299 Fujifilm GFX100S + GF110mmを追うー1

しばらくFujifilm GFX100S + GF110mm一本で撮影。
2024-10-12
Fujifilm GFX100S + GF110mmでの撮影では、背景、前景を大事にします。といって下の絵のように虫を大きくしないと面白くないときは背景がほとんどなくなり、そのバランスが難しいことになります。





この絵は最初から背景に別の花の色を入れることを考えてポジションをとっていますから、バランスがうまくとれていると思います。




しかし、いずれにせよGF110mmの背景はそれが少なくても、色のグラデーションがきれいで、幻想的で絵になると思うのです。



この絵はアキノウナギツカミという珍しい名前の花をなんとか写真にしたいと試みたものです。前景と後景のボケを利用して、小さな小さな花が散らばっているこの花の魅力をちょっとは表現できたかなと思っています。もうちょっと花をライティングして色を出さないといい写真とは言えません。今度やってみます。
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み) タデ科、この名の由来は、葉や茎に細かく鋭いトゲがいっぱい生えていて、ぬるぬるしたウナギもつかむことができる。ということからの名前と言われている。


アキノウナギツカミ

今のところアキノウナギツカミには虫が頻繁にやってこないので、虫入りの絵がどうしても撮れない。まだ花がなめごろでないのかな?

この後、数日アキノウナギツカミを追いましたが、虫がうまい具合に参加したアキノウナギツカミの写真はとうとう撮れませんでした。小さな虫がフイっとやってくるのですが、花にとまることなく、フイっと行ってしまいます。Sony alpha1 M2なら撮れるのかな??
Sony alpha1 M2はこんな時でも撮れるカメラになってほしいと切に願います。



まだシロバナサクラダテが咲いています。





時々フイっとイトトンボがやってきます。そしてフイっと消えてしまいます。



ミツガシワ水面
なんとかミツガシワ水面を絵にしようと毎回撮影だけはしています。



ハギにはツバメシジミ(?)がいっぱいはりついています。





背景です。虫を撮るのではなく、背景の中の虫が撮りたいのです。
2024-10-13


ヒョウタン池水面

夕方の水面はまた違った絵を提供します。



今、カリガネソウは虫達に一番人気です。 このアブはカリガネソウのめしべおしべにブラブラとぶら下がりながら、蜜をなめて転々とはしごをします。



しばらくは背景の中の虫を抽象的に追いかけます。
標本写真を撮らないように、背景を考えながら、というのは簡単だけれど、どうしても蝶にだけ注意がいってしまう。とにかくいっぱい撮って、トリミングで絵を作る。GF110mmはちょっと遠くから撮ると、適当にバックの造形が入って、適当にボケる。F2までゆけるから、F4までのGF120mm macro より絵作りが楽しい。さらにGFX100Sはトリミング拡大に強いので、とてもフレキブルに絵が作れる。この組み合わせの面白さがだんだんわかってきました。




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10月独り言

2024-10-25 16:40:52 | 日記
10月独り言

以下、単なる政治、経済音痴の独り言です。全くやることなく、暇を持て余している人は気が向いたら読んでみてください。

森山幹事長の話をきいていたら、自民党過半数割れを確信しました。自公でも過半数割れかもしれない。森山幹事長の頭の中は古い古い思考体系の上にあぐらをかき、直観力も瞬発力もない、グタグタの79才である。石破氏もアイデアが古い上に机上でひねくった話を並べたが、売れない骨董品を並べたフリーマーケットのおじさんであり、結局は岸田、菅連合の言いなりとなり、自民党の不採算資産の整理に利用されたようである。
なんとか石破氏を応援しようと思ったが、どうしようもない。(だけど今回の選挙は与党が危ないから、与党を応援しますよ。前回、前々回は野党を応援したけれど、今回は与党にお灸をすえるなんてのん気なこと言っていられない)。石破氏は変な根拠なきプライドをすてて、もっと、愚鈍なら愚鈍らしく、腹をくくって居直ればいいと思うのだが、フワフワ・ブクブクと軽い。現実の前に本当に人の本性って露見してしまうものだなと恐ろしくなる。カマラ・ハリスも結局フワフワなんだ。野党もフワフワのくせに、裏金問題と減税の連呼しかできない。 はたして、国民も全員フワフワなのか?

裏金問題と減税の連呼に飽きた人の為に、独り言を書いてみた。世の中はフワフワのパワーバランス・スマホゲームに興じているのだから、興味を示す人は皆無だろう。
目の覚めるような、既存概念をぶっ壊す、石丸さん休んでないで、何とか喚きなさい。

1, 東京一極集中を改善する方法
①  天皇遷都:現在の天皇の正式な住処は京都御所であり、天皇は京都から東京に遷都したとは一言も言っていない。当方が皇居周りを一周して思うことは、天皇は自分の意志でなく、江戸城に移され、戦後は大きく権限を制限され、あたかも幽閉のように、お堀に取り囲まれ、その奥にひっそりと暮らすことを嬉しいと思っているのだろうか? 天皇は京都に戻るべきだ。しかし、京都がこれ以上騒がしくなっても困るので、京都を通り越して奈良まで戻ってもらう。
平安京を通り越して平城京まで戻るということである。場所的には春日大社の裏、若草山と春日山奈良原生林の間くらい(世界遺産とか、現保有者とか問題は色々あるが)。天皇の外交公務はリニア新幹線で、東京、京都、奈良で行う。新都周辺には文化庁や日本文化の興進のための施設を配する。現在の奈良市、平城京跡の広大な敷地と、再建した建物にかかった費用(これまでで100億2200万円、さらに再建がすすむ)のスケール感から考えれば、現皇室資産の一部を売却しても、現天皇が住むのだから遷都費用ぐらいへでもないだろう。ちなみに現在の皇室用財産は現在価値にしたら5兆円、現皇居のお値段(不動産価値)は3,300億円と試算されているそうです。さらに、秋篠宮邸の建設費は約34億6600万円。 天皇は日本文化興進を役割とする。
日本の象徴である天皇が元気になることが日本が自分を取り戻すことであり、日本が元気になることである。
かつては国の状況を大きく変えようと思っときには、まず遷都したのだ。
かくして日本人と世界の視点は日本全土にバランスよく広がる。

② 東京から地方創生を行う:これは石丸氏のアイデアを原点にしたもので、東京を離島、山岳、海浜、近県隣接地から中央までいくつかの地区に分けて、理想的な街作りのプランを出させ、競争によりランク付けして予算を配分する。地方はこの完成したモデル地域を参考に、各地、独自色を大事に地方創生に取り組む。最も資金のある東京が具体的にモデルを示すことから、地方を変える。地方もプランを出させ、競争によりランク付けして国家予算を配分する。競争部分は与える国家予算の半分であり、あと半分は平等感を持って与える。バランスをとりながら、競争させる。
ここには2つの大きな意味がある。一つは地方創生は地方に金を渡しても地方はどうやって自分たちを創生したらいいかわかっていないのである。使い道がわからず、金のチャチホコをつくって市庁舎に飾ることになったり、 自然をつぶしてテーマパークを作ったりすることになる。各地方で創生案を考えるモデルを与えなければ実行できない。中央の考えた一律の方法を押し付けても上手くゆく訳もない。もう一つは競争を生むことだ。野党の地方創生のアイデアは皆凸凹の土地にたいして、低い土地が問題だから、山を崩して低い土地を埋めるという主張ばかりである。左翼の考え方は皆同じ。これをやったら、日本は海の中に沈む。山や谷があるからいいのである。全体を高くする方法を考えるのが当方の考え方。それは平等でなく競争を基本として、それにより生じる問題を是正しながら、全体を上げるという考え方である。全体を平坦な土地にするのではない。

つまり、東京は一番大切な皇居を放棄し、かわりに2つの見返りを得る。一つは皇居開放で、ここを世界一の都市公園とし、江戸城天守閣を再建し、ここに、世界との交流の玄関口として、国際会議場、国際トレードセンターをつくる。日本中のアンテナショップが並ぶ。2つ目は②により、東京をもっとも理想的な住みやすい土地に変貌させる。
上述のように、凸凹があるからいいのだ、東京一極集中が悪いのではなく、地方が沈むのが悪いのだ。全国が、色々特徴のある住みやすい土地になればそれでいい。そうすれば、ひとりでに出生率とGDPは上がる。

③ 全国公共交通網の構築:マイカーがないと生きていかれない地方はありえない。90才になっても山道を運転しなければならないところに誰がすむか。      地方創生はまず公共交通機関網の構築から始める。
全国規模で公共交通網のプランを建て実施する。骨子は、① 大都市周辺にスマートシティーをつくり、ここで、自動運転による公共交通機関網を作る。②公共交通網はAIにより、一人でも乗り合いでも対応できる自動運転ミニバスで構成する。スマホで時間と場所を入力すると、AIは最も合理的、時間と料金を提示し、ユーザーは一人なら高額で最も都合の良い時間に、乗り合いなら低額で許容できる時間で折り合いをつけて利用する。(これに近い事はすでに地方ではやっている)③次にスマートシティーの数を徐々に拡大する。スマートシティー内の公共交通機関とスマートシティー間をつなぐ公共交通機関を組み合わせて総合的に交通ネットワークを作る。さらに山奥を選択する方は、自動運転ミニカーでこの公共交通ネットワークにアクセスする。
ついでに、大型観光バスは昼間は都市内や観光地に入ることを制限し、このミニバス交通網にAI経由でアクセスして乗客を目的地に移動させる。オーバーツーリズムや自然破壊を防止する為である。

2, 防災・防衛省の設立
防災・防衛を共通課題としてコンスタントに国家対策を行う。
ハードから言えば、富士山爆発とミサイル攻撃は同じ事、例えばシェルターの合理的配備となる。台湾の防災の手際良さは、台湾有事対策の代物。テロ対策や原発攻撃対策と原発地震対策は同じ事。同じ意識で同じ土俵でやればいい。
ソフトからいえば、電子的攻撃は民間レベル・ハッカーでも国家レベルでも同じこと。もっと重要なのはサイレントインベージョン対策であり、国家間の見えない侵略対策こそ最重要課題である。サイレントインベージョンは中国の台湾への侵入経路をよく見て、日本にスライドさせれば、その脅威がわかるだろう。韓国の北朝鮮に対するサイレントインベージョンは北朝鮮を崩壊させる可能性がある。ミサイルより大きな破壊力があるのだ。日本はすでにアメリカに占領されており、さらにその後の中国の侵略が大きく進んでいる。マスコミ、政府、企業全てにおいてである。日本はまったく防衛していない国なのだ。

日本は憲法に明記する専守防衛を盾にとって、ハード、ソフト両面から防災・防衛費を増額し世界のトップをめざす。防災・防衛の為の研究投資を増大、開発した技術は世界に導出して外貨を稼ぐ主要産業とする。
世界災害救助機構を設立して、世界災害救助隊をおく。世界の災害に世界災害救助隊を派遣して、日本の存在感を世界中に拡大し、徐々に親日国を増やしてゆく。
戦争に対する抑止力を、兵器でなく、防衛システムに移行する。防衛システムは兵器より10倍以上大変でも世界平和の為にやるしかない。日本は専守防衛というなら、自分たちでお金を出してその技術を開発するのが当たり前だ。

3, 大学の改革 産業のイノベーションは大学及びその周囲から始まるのだ。日本ではそうは思っていないかもしれないが、世界レベルでは大学はイノベーションを生み出す必須の場所なのだ。 大学発のイノベーションを生み出すか、ベンチャー企業を生み出すか、起業家を生み出すかあるいは、世界を変える基礎研究をやり遂げるか、ノーベル賞をとるか、いずれも出来ない教授は大学を去るべし。
大学はみずから稼いで、学費を低減し、その成果をもって、若い人のやる気を生み出すのだ。広く子供にお金をばらまくより、やる気を生み出す改革が先だ。
やる気のない大学は消えてもらう。やる気のある大学が、やる気のある人間を生み出すのだ。それを見て、若い人が未来を見出すのだ。 未来が見えれば、若者人口も増え、若者はお金がなくても頑張れるのだ。出口から改革せよ。日本はやればそれが出来る能力があるから言っているのだ。

以上の改革に膨大な費用が掛かるに違いない。しかし、全ては出費に対しての見返りの収入が見込める。その収支計算はしていないが、専門家が収支があうように設計できるだろし、さらに収入が上回るように出来ると予想する。無駄な税金の垂れ流しよりずっとましと思っている。
全ては自分の経験から言っていることで、本ばかり読んで、それを足し算しているわけでなない。(本をよまないから当然そうなるので、えばる事ではないが。)大企業からベンチャーまで、東京、大阪、京都、千葉、米国で活動し、社長から、資金調達、商品開発、販売まで、ほんとうにつくづく体験したことの結果言っていることで、単なる思い付きで言っているとは思ってほしくない。

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自然教育園日記その297 写真、印象派、抽象画を揺れ動く

2024-10-05 15:54:36 | 写真日記
自然教育園日記その297 写真、印象派、抽象画を揺れ動く

どこまでも写真的表現のSony alpha7CR+Sony FE 90mm macro F2.8
印象派的絵と抽象画的絵をねらうFujifilm GFX100S+GF120mmMacro F4
さらに、どこまでも印象派的絵と抽象画的絵を追求するFujifilm GFX100S+GF110mmF2
を並べて載せます。
印象派的絵と抽象画的絵を追求するFujifilm GFX100Sの表現を、現代的Sony alpha7CRがひっくり返す様が見えます。しかし、Fujifilm GFX100S+GF110mmF2がこれを受けて立ちどこまでも、印象派的絵と抽象画的絵を主張します。
カメラとレンズにより撮り手は写真、印象派、抽象画の間を揺れ動きます。

2024-9-26 Sony alpha7CR+Sony FE 90mm macro F2.8












こんなところにコンボウヤセバチがいるなんて。

2024-10-1
Fujifilm GFX100S+GF120mm macro F4


ヒョウタン池水面




少し印象派の絵に近い表現のつもり



2024-10-2
Fujifilm GFX-100S+GF110mm F2

ヒョウタン池水面


ヒョウタン池水面


ミツガシワ水面




相当印象派の絵に近い表現と思っている。GF110mmのボケの力はすばらしい。


これも印象派の絵に近い表現と思っている。GF110mmのボケの力はすばらしい。

2024-10-4
Fujifilm GFX-100S+GF110mm F2


水生植物園 水面
気に入っている抽象画


ミツガシワ水面


印象派の絵に近い表現









SonyもFujifilmも面白いから揺れ動くのもしょうがない。







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