最近のカメラ事情 その3
以前書いた予測図にソニーα7/7Rを書き足しました。予想より早く進行しています。ソニーα7/7Rの出現はカメラ業界に重要な転機を与えるでしょう。カメラを大きく進歩させたと同時に、カメラの崩壊が始まったことを意味するのです。カメラがフィルムからデジタル化され、その変化が咀嚼されたか、されないかという早い段階で、一眼レフがミラーレスへ変化しようとしています。この流れはさらに加速されてカメラのデジタル化、電子化が進むでしょう。
カメラがスマホに浸食され、カメラ業界の売上予測を下方修正しなければならなくなりました。カメラ業界はスマホに対抗すべく色々な手を打とうとしています。しかし、すでに結論は出ているのです。遠からず、カメラはPCと同様な電子機器に置き換わることは明白なのです。将来、一眼レフがスマホに勝つことは、もはや無いのです。そろばんが電卓に置き換わり、レコードと真空管がCDやハードディスクとICチップに置き換わったように、カメラは電子機器になるのです。唯一のアナログであるレンズも先に述べたようにライトフィールドカメラに変化し、コンピューテーショナルフォトグラフィーと共にデジタル化され、カメラの全てがデジタル化されます。
日本のカメラ業界はスマホに対抗して、昔のノスタルジーを思い起こさせて対抗するなどという無駄なエネルギーを浪費している場合ではありません。もう、負けは確定しているのです。消費者が新しい流れについて行くことはとても遅れますから、利益確保のために当面の対抗策を講じることは必要でしょう。しかし、1/3の勢力は、スマホをいかに現在のカメラファンのニーズの近づけるかという反対側(敵側)からのアプローチに振り分けるべきでしょう。そうしないと、世界の他の勢力に完全に飲み込まれてしまいます。カメラが電子機器になれば、サムスンであろうが、アジアの何とか会社であろうが、どこの電子機器メーカーでもこれまでのノウハウなして、電子カメラはつくれるのですから。ニコンもキャノンもこれまでの蓄積は決定的な武器にならなくなるのです。
当方は、ウエアラブル・スマホに大変な興味をもっています。特にメガネ型のスマホです。現在のスマホがメガネで見えると言う意味での興味はほとんどありません。なにしろ現在のスマホにもちっとも興味ないのです。しかし、メガネ型のスマホの持つ意味はとても重要です。即ち、人間の視点あるいは視線あるいは視野がデジタル化されるということがものすごく画期的なのです。つまり、人間の見ているものを、切り取ったのが写真であり、それを時間軸で連続した物が動画です。ということはメガネ型スマホで人間の視点あるいは視線あるいは視野を全てデジタル情報にしてしまえば、現在のカメラのニーズは達成されるのです。これでは言葉がたりません。カメラが人間の視点あるいは視線あるいは視野を越えることができるからカメラは魅力があるわけです。しかし、そんなことをメガネ型スマホに組み込むことは、ライトフィールドカメラに変化し、コンピューテーショナルフォトグラフィーで容易に達成されてしまいます。
現在の形のカメラは全く必要ないのです。現在でもレコードを真空管アンプで聞いて、デジタルとは違った音を愛でているかたはすくなくありません。そういう意味で現在のカメラを愛する方が残ってゆくことは当然あるでしょう。しかし、現在のニーズおよびそれ以上のものがメガネ型スマホで達成されてしまえば、99%の方は、メガネ型スマホをつかうでしょう。スマホといういい方は正しくありません。メガネ型電子カメラというべきでしょう。
メガネ型電子カメラの持つ意味は、まだまだ深い意味があるのですが、これ以上のアイデアはもしかすると、当方のオリジナルかもしれないので秘密にしておきましょう。
電子カメラの使い方は、撮り方でなく、撮った後の処理の仕方になるのです。報道カメラマンは、ズームアップしたどの表情を使うかを考え、ポートレートカメラマンは、バックをどれくらいぼかすか、肌の色をどう変化を付けるかを考え、芸術家カメラマンは、デホルメして、合成して、反転して、どこまでも追及する。オールドレンズの愛好家は、好きなようにオールド感を出せる。カメラは3Dであるから、3Dプリンターと連動させて、撮影した物が、3Dにプリントされる。撮った彼女の顔は3Dプリンターで再現され、修正も自由自在。私はこんなにきれいだったかしらとおもわずほほえむことになる。
先日、豊通マシナリーのショウルームを訪ねて、Geomagic Freeformという3D画像の編集ソフトを見て、もう夢中になりそうです。それなりに高額ですから、おいそれとは買うことは出来ませんが。3Dプリンターより、まずは3D画像をデジタルに作り上げることです。
なにを言いたいのだ。いえ、ただの徒然なる日記です。先ほど、地味公園で、やっとソニーα7Rの試写をしてきました。ソニーショールームで司会のお姉さんがプロカメラマンに、ソニーα7Rの使い勝手を聞いた時に、プロカメラマンは、わざととは思いますが、一瞬考え込むポーズをしました。それと同じように、当方も現状ではソニーα7Rのいいところと、もしかすると問題になるかもしれないところとが頭をよぎって、一瞬言葉が出ないのです。いろいろいじくってみないと、その問題点が解決するかわかりません。でも最終的答えは解っています。当方が今考えていることは、ニコンD800Eと大三元ズームを売って、ソニーα7Rの二台体制を作るのが一番理にかなっているという心の声にいつ従うのかということです。
以前書いた予測図にソニーα7/7Rを書き足しました。予想より早く進行しています。ソニーα7/7Rの出現はカメラ業界に重要な転機を与えるでしょう。カメラを大きく進歩させたと同時に、カメラの崩壊が始まったことを意味するのです。カメラがフィルムからデジタル化され、その変化が咀嚼されたか、されないかという早い段階で、一眼レフがミラーレスへ変化しようとしています。この流れはさらに加速されてカメラのデジタル化、電子化が進むでしょう。
カメラがスマホに浸食され、カメラ業界の売上予測を下方修正しなければならなくなりました。カメラ業界はスマホに対抗すべく色々な手を打とうとしています。しかし、すでに結論は出ているのです。遠からず、カメラはPCと同様な電子機器に置き換わることは明白なのです。将来、一眼レフがスマホに勝つことは、もはや無いのです。そろばんが電卓に置き換わり、レコードと真空管がCDやハードディスクとICチップに置き換わったように、カメラは電子機器になるのです。唯一のアナログであるレンズも先に述べたようにライトフィールドカメラに変化し、コンピューテーショナルフォトグラフィーと共にデジタル化され、カメラの全てがデジタル化されます。
日本のカメラ業界はスマホに対抗して、昔のノスタルジーを思い起こさせて対抗するなどという無駄なエネルギーを浪費している場合ではありません。もう、負けは確定しているのです。消費者が新しい流れについて行くことはとても遅れますから、利益確保のために当面の対抗策を講じることは必要でしょう。しかし、1/3の勢力は、スマホをいかに現在のカメラファンのニーズの近づけるかという反対側(敵側)からのアプローチに振り分けるべきでしょう。そうしないと、世界の他の勢力に完全に飲み込まれてしまいます。カメラが電子機器になれば、サムスンであろうが、アジアの何とか会社であろうが、どこの電子機器メーカーでもこれまでのノウハウなして、電子カメラはつくれるのですから。ニコンもキャノンもこれまでの蓄積は決定的な武器にならなくなるのです。
当方は、ウエアラブル・スマホに大変な興味をもっています。特にメガネ型のスマホです。現在のスマホがメガネで見えると言う意味での興味はほとんどありません。なにしろ現在のスマホにもちっとも興味ないのです。しかし、メガネ型のスマホの持つ意味はとても重要です。即ち、人間の視点あるいは視線あるいは視野がデジタル化されるということがものすごく画期的なのです。つまり、人間の見ているものを、切り取ったのが写真であり、それを時間軸で連続した物が動画です。ということはメガネ型スマホで人間の視点あるいは視線あるいは視野を全てデジタル情報にしてしまえば、現在のカメラのニーズは達成されるのです。これでは言葉がたりません。カメラが人間の視点あるいは視線あるいは視野を越えることができるからカメラは魅力があるわけです。しかし、そんなことをメガネ型スマホに組み込むことは、ライトフィールドカメラに変化し、コンピューテーショナルフォトグラフィーで容易に達成されてしまいます。
現在の形のカメラは全く必要ないのです。現在でもレコードを真空管アンプで聞いて、デジタルとは違った音を愛でているかたはすくなくありません。そういう意味で現在のカメラを愛する方が残ってゆくことは当然あるでしょう。しかし、現在のニーズおよびそれ以上のものがメガネ型スマホで達成されてしまえば、99%の方は、メガネ型スマホをつかうでしょう。スマホといういい方は正しくありません。メガネ型電子カメラというべきでしょう。
メガネ型電子カメラの持つ意味は、まだまだ深い意味があるのですが、これ以上のアイデアはもしかすると、当方のオリジナルかもしれないので秘密にしておきましょう。
電子カメラの使い方は、撮り方でなく、撮った後の処理の仕方になるのです。報道カメラマンは、ズームアップしたどの表情を使うかを考え、ポートレートカメラマンは、バックをどれくらいぼかすか、肌の色をどう変化を付けるかを考え、芸術家カメラマンは、デホルメして、合成して、反転して、どこまでも追及する。オールドレンズの愛好家は、好きなようにオールド感を出せる。カメラは3Dであるから、3Dプリンターと連動させて、撮影した物が、3Dにプリントされる。撮った彼女の顔は3Dプリンターで再現され、修正も自由自在。私はこんなにきれいだったかしらとおもわずほほえむことになる。
先日、豊通マシナリーのショウルームを訪ねて、Geomagic Freeformという3D画像の編集ソフトを見て、もう夢中になりそうです。それなりに高額ですから、おいそれとは買うことは出来ませんが。3Dプリンターより、まずは3D画像をデジタルに作り上げることです。
なにを言いたいのだ。いえ、ただの徒然なる日記です。先ほど、地味公園で、やっとソニーα7Rの試写をしてきました。ソニーショールームで司会のお姉さんがプロカメラマンに、ソニーα7Rの使い勝手を聞いた時に、プロカメラマンは、わざととは思いますが、一瞬考え込むポーズをしました。それと同じように、当方も現状ではソニーα7Rのいいところと、もしかすると問題になるかもしれないところとが頭をよぎって、一瞬言葉が出ないのです。いろいろいじくってみないと、その問題点が解決するかわかりません。でも最終的答えは解っています。当方が今考えていることは、ニコンD800Eと大三元ズームを売って、ソニーα7Rの二台体制を作るのが一番理にかなっているという心の声にいつ従うのかということです。