小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その110

2018-01-09 20:16:51 | 日記
自然教育園日記 その110
2018-01-07

久しぶりに自然教育園に出向きました。この時期は雪が降らない限り、撮影対象は鳥しかないのでSony α7RIIIは脱落、 Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMCオンリーの撮影です。

いきなりワカケホンセイインコのお出まし。野生化したインコで、近くの東工大の敷地で大繁殖していることが知られています。毎年、この時期にこの場所に、食べる実が美味しくなると現われ、実がなくなると姿を消す。







皆さん高い木の上のワカケホンセイインコに気をとられていますが、この下の木々ではメジロが集団で飛び回っています。みなさんはなんだメジロかと言いますが、当方はヒョウキンなメジロが好きなのです。メジロは木陰で動き回り、突然表に飛び出し、また突然木陰に戻るという行動を繰り返します。高い所からストンと石を落とすように移動する。このスピードが速いので、なかなかまともな絵が撮れません。



来園者の殆どが、高い所のインコにも目の前のメジロにも気づかずに通り過ぎて行きます。気を付けていれば、ずっと自然教育園を楽しめるだろうに、と思うのですが。



これも今頃現れるツグミです。次第に数を増し、そのうちツグミ鈴なりの木が出現。集団で一本の木に集まって、集中的に木の実を食べつくして、園内の食べ物がなくなると、忽然と大集団は他の場所に移動してゆきます。







イイギリの実に群れるヒヨドリはますます元気です。



3時半を過ぎると、暗いところに弱いNikon1ではまともに撮れなくなります。このころにエナガがまとまって現れるのですが、Nikon1では毎回悔しい思いをすることになります。

プレ・キャプチャーを持つのはオリンパスOM-D, EM1 Mark2だけなので、Nikon1から切り替えることをいつも考えるのですが、レンズが重たくて高い、カメラ本体も高いし、中古が値下がりしないのが気に入らない。オリンパスの印象は、カメラをよく知って、ユーザーのニーズに合わせるのはうまいが、先進的基本技術の開発能力がプアーであることが、高いお金を出す気にさせないのです。

軽量小型のNikon 1で、オリンパスOM-D, EM1 Mark2と同様の性能を達成できるだろうし、そうすれば圧倒的に支持されるに違いない。しかし、Nikon 1 V4の発売のうわさは一向に現れません。レンズ交換可能な1型カメラは撤退したという噂が流れている。

ニコンさんは、高級一眼レフはプロの言うことだけ聞いて、一般ユーザーには上から目線で商売する。一方、一般ユーザー向けのNikon 1のような小さなカメラになると、どういう商売したらいいかまったくわからなくなって、ウロウロする。なにか偉いさんが古い頭で牛耳っている風通しの良くないメーカーさんという印象。

なんだかソニーがニコンに似てきているのがとっても気がかりだ。

Sony α7RIIIはこいつを生かした使い道が思い浮かばず、こんな元気の出ない高い買い物は初めてだ。
コメント
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