自然教育園 その153 中判カメラで超接近広角撮影が出来るか?
広角レンズの使い方は3通りあります。① 単純に広い場所を撮影 ②パンフォーカスで、曼荼羅模様的にびっしり模様を撮る ③超接近撮影
現状、自然教育園では①、②の対象がありません。③の超接近撮影は、Sony alpha7RIIIでずいぶんとトライしました。これにはヘリコイド付レンズアダプタ―で一眼レフ用広角レンズをミラーレスカメラに付けることにより達成できます。十分満足できる広角レンズがありませんで、いい写真が撮れたわけではありませんが、それなりの成果をあげてきました。Fujifilm中判カメラに移行してから広角レンズによる③が出来ないので。広角レンズの出番ががた落ちです。あれやこれや考えて、やっと解決法を考え出しました。
LAOWA マジックフォーマットコンバーター ニコン フジフイルムG用 4.5万円 +
Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO 7.5万円
Laowa 15mmは中古を見つけて5.6万円で購入。マジックフォーマットコンバーターはすでに以前から持っていて、Laowa 12mmやZeiss 15mm で活躍していました。
このシステムは相当マニアックです。一応説明しておきます。
まず、Laowaとは中国のマクロ大好き人間が立ち上げた会社です。とてもユニークなレンズを作っています。
マジックフォーマットコンバーターはニコン一眼レフFマウントのレンズをフジフイルム中判カメラGマウントに接続するレンズアダプタ―です。つまりフルサイズ用レンズを中判カメラ用に若干拡大する機能があります。
一方、Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACROは唯一の(ヘリコイドレンズアダプタ―無しで)15mm広角でありながらマクロ撮影が出来るレンズです。レンズ前面が殆ど対象と接するまで近づいて撮影できます。レンズ側のマウントは一眼レフ・ニコンFマウント、ミラーレス・ソニーEマウント、ミラーレス・フジフィルムXマウントなど種々ありますが、当方はFマウントを選択しています。
一眼レフ、ニコンFマウントにしておくと色々なレンズアダプタ―で色々なマウントのミラーレスカメラに接続できるからです。
レンズアダプタ―を使ったこと無い方には何言ってるかまったく理解できないでしょうが、しょうがない。写真を載せておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/20/b137bae1519956f13f72328a9db4ba0a.jpg)
Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/cf/d9f74823f9cdedbb92adb56097bdc96c.jpg)
Fujifilm GFX50S
LAOWA マジックフォーマットコンバーター
Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO
超接近広角撮影のメリットは
① パースペクティブ効果でダイナミックにデフォルメできます。 ほんとうは今回の15mmでは不十分で、12mm以下でないとビックリする絵は撮りにくい。
② マクロでありながら、バックの情報をある程度入れ込むことができます。これが中望遠マクロとの大きな違いです。 但し、中望遠マクロでも遠くから撮ってトリミング拡大すれば、バック情報を入れることができます。これをマクロ撮影というかは疑問ですが。
デメリット
① 対象に超接近しなければならないから、対象が虫の場合はたいてい逃げてしまう。
② 対象に超接近しなければならないから、対象がレンズの影で暗くなってしまう。今回は使っていませんが、なんらかのライトが必要です。
それではFujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO で撮影開始です。
まずは通常の広角撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f5/5b6dcc1fabe10df6ecf441281aa4a4a7.jpg)
周辺のゆがみは抑えられているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/f3/9fe6082c4b1d2000bfdd309d8d281439.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/bb/50d3a1e17382a57822c7a5cd1306013a.jpg)
逆光に超弱そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/38/2fd8b4b43fdd5446926494b57224c728.jpg)
ヒョウタン池
まあ何とか広角レンズの役割を果たしているようです。ちなみにこのレンズは広角でありながらフィルターを付けられるところがいい。海での撮影にはUVフィルターが活躍します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/84/c518cdbe8ebcae320004702d733e6e85.jpg)
オオバギボウシ
次は接近撮影で、バックの情報をある程度残すことが出来る例です。バックに花を浮かべる時は超接近広角撮影が有効です。しかし、やはり12mm以下でないと面白みが出ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9e/55b93e437ef442988569408f4fad2e2c.jpg)
次はスタンダードな虫の接近広角撮影
対象が逃げるから、7, 8cmまでしか近づけない。 15mmだとデフォルメ、ダイナミックさが出ない、苦しい展開。 正面から近づければいいのですが、難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/db/741ff1f5a3c9bad6f4602d7327590687.jpg)
やはり逃げ始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cd/2fffbecf0623f60526e7c53b96221a17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/11/340b85a638214f71cbcde635f191f1c5.jpg)
対象が大きければデフォルメ効果が多少でるのですが、小さい対象には効果が薄い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e8/e9979c912669fb276ce13c68c0c9453f.jpg)
逃げるのはわかっているので、遠くから撮影しながらだんだん近づくのですが、このバッタさんはこの程度近づいたところで逃げました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/36/61c65bba4fea22f6e5bdbb396f237257.jpg)
このアブ?は食べるに夢中で結構近づけました。しかし、対象が小さいと、これでも近づき足りない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c9/c0d878692a4e71edf7dd205241d28962.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/24/e2759840c0f0d1c8a0b29fef6acabfaa.jpg)
どうやら、このレンズはバックのボケが不自然になる傾向があります。 Laowaは以前買った12mmもボケに問題がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/3f/22f3c97dda6636929e2e87775fc5d71f.jpg)
なかなかパースペクティブ効果が出せなくて苦戦。バックのボケにもうんざり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4f/7870d55d1663a354f09c1fbdcb97e23b.jpg)
ヨツスジハナカミキリは近づくと飛んで逃げます。こいつはなかなか難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/8a/0955497722d0ef91fd819ae12d28b730.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f3/cbf82b0a494e18788f48181e82f29b71.jpg)
花だけだと逃げなくていいのですが、こののぞき見的雰囲気をなんとか生かせないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/6e/35ff98d91427622033302cbf348d54f7.jpg)
このピンクの花は、チダケサシ。今いっぱい咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2b/01ab7fc9925cb5e609b4c7853fb7ed79.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1f/9364e68aedf0bba087c03b358257e805.jpg)
この写真だけは、GF120mm macro、遠くの絵をトリミング拡大。今年は何故かモンキアゲハが多いとのうわさが飛び交っています。レンズを付け替えているうちにどこかに行ってしまったのが悔しい。
今日は第一回目ですから、なんとか使えることを示したにすぎません。
やはり15mmでは中望遠マクロとの大きな違いが出てきません。もっと近づかなくては。
このシステムはMFで、ピントがシビヤーですから、ピントを合わせるのがなかなか難しい。といって虫撮りに三脚を使うのは相手が動くからこれまたなかなか難しい。ライティングでさらに近づける試みもしなければ。まだまだ改良します。次回をお楽しみに。
2020-6-27
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/aa/b83f80b02c2ce80f64d92171353b79bf.jpg)
ヤブミョウガ
フレキシブルライトを使っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/04/fd238ab3addc97d57d430b0af910396c.jpg)
オオバギボウシ
フレキシブルライトでは光量が足りないので、LED懐中電灯を使っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/15/ec52cfecc92304fd066f409c43f751e1.jpg)
花には多少デフォルメ効果が出ても小さな虫には及ばない。 逃げるまでのわずかな時間で適正なライティングとMFでピントをとらなければなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/88/c6781a000a6bff0432a4056339a45f0c.jpg)
LEDライトは虫にとってはとんでもなくビックリでしょう。この後、このクモは突然ピョンと逃げました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0e/1ca15e794d1e9155e8499ae5a1bae65a.jpg)
作りかけのクモの巣なのでしょうか、これで完成なのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e4/0a53d1fb7e2bee4caeede4ad9c7527f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/85/eb7693e72f0a92ea9a92bd6be9b7e919.jpg)
なぜか、触角が折れています。自分の触角になごりを惜しんでいる様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/7b/90d119df1ac12fc7b2b6394709e32e67.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/13/82c88e41dd6245df2fb1cf35a80cb8f8.jpg)
なかなか接近広角レンズ撮影の効果がでません。
もう長い間、超接近広角撮影を追いかけてきました。思ったように行かず、相当フラストレーションがたまっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/df/1bb4afc964924c9d502f48063825b543.jpg)
ここからはFujifilm X-T3 + coBORG 200mm、 プレ撮影仕様
coBORG 200mmは200gちょっとで、最も軽い200mm。 以下のように、蝶撮りにはcoBORG 200mmで十分。これで、Fujifilm GFX50S+広角マクロとFujifilm X-T3 + coBORG 200mmの2セットを持って、超接近広角撮影と動き物望遠撮影を使い分けられます。しかもFujifilm X-T3はプレ撮影が出来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d2/e3e5f978502caa3768fa1b764b88e7b3.jpg)
プレ撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/76/e7c987421540a308bf7f24de47847091.jpg)
Fujifilm X-T3 + coBORG 200mm
さて、安物レンズにコンバーターまでかませば、当然この程度の画質です。はたして重たいFujifilm GFX50Sを使う必要があるのか? Fujifilm X-T3に広角マクロを直接つけても同じなのではないか?という疑問がわいてきました(当然APS-Cになれば広角がX1.5になってしまうデメリットはありますが)。
Fujifilm X-T3にLaowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACROやLaowa 12mmやZeiss 15mm を付けて超接近撮影ができるヘリコイド付レンズアダプタ―を入手しました。さらに、これでもかと、フォクトレンダー10mmを買ってしまいました。 いよいよ、超接近広角撮影に関して勝負に出ました。
カメラ側はFujifilm GFX50S、Sony alpha7RIII、 Fujifilm X-T3、3種、レンズ側はフォクトレンダー10mm、12mm、15mm、Zeiss 15mm、18mm、Laowa 12mm、15mm macro、6種、用いるレンズアダプタ―は5種(内ヘリコイド付きが3種)これを使ってカメラとレンズは全部の組み合わせ接続が可能だ。プレ撮影もできる。これでどうだ!!! これまでよくこんなに機材を買い込んだものだ。 思うように行かないから、あれこれ試すしかない、ほんと超接近広角撮影は大変なのだ。 可能な組み合わせの数も計算できない。もう頭の中がゴチャゴチャだ。
徹底的に超接近広角撮影を追いかけます。ご期待ください。
広角レンズの使い方は3通りあります。① 単純に広い場所を撮影 ②パンフォーカスで、曼荼羅模様的にびっしり模様を撮る ③超接近撮影
現状、自然教育園では①、②の対象がありません。③の超接近撮影は、Sony alpha7RIIIでずいぶんとトライしました。これにはヘリコイド付レンズアダプタ―で一眼レフ用広角レンズをミラーレスカメラに付けることにより達成できます。十分満足できる広角レンズがありませんで、いい写真が撮れたわけではありませんが、それなりの成果をあげてきました。Fujifilm中判カメラに移行してから広角レンズによる③が出来ないので。広角レンズの出番ががた落ちです。あれやこれや考えて、やっと解決法を考え出しました。
LAOWA マジックフォーマットコンバーター ニコン フジフイルムG用 4.5万円 +
Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO 7.5万円
Laowa 15mmは中古を見つけて5.6万円で購入。マジックフォーマットコンバーターはすでに以前から持っていて、Laowa 12mmやZeiss 15mm で活躍していました。
このシステムは相当マニアックです。一応説明しておきます。
まず、Laowaとは中国のマクロ大好き人間が立ち上げた会社です。とてもユニークなレンズを作っています。
マジックフォーマットコンバーターはニコン一眼レフFマウントのレンズをフジフイルム中判カメラGマウントに接続するレンズアダプタ―です。つまりフルサイズ用レンズを中判カメラ用に若干拡大する機能があります。
一方、Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACROは唯一の(ヘリコイドレンズアダプタ―無しで)15mm広角でありながらマクロ撮影が出来るレンズです。レンズ前面が殆ど対象と接するまで近づいて撮影できます。レンズ側のマウントは一眼レフ・ニコンFマウント、ミラーレス・ソニーEマウント、ミラーレス・フジフィルムXマウントなど種々ありますが、当方はFマウントを選択しています。
一眼レフ、ニコンFマウントにしておくと色々なレンズアダプタ―で色々なマウントのミラーレスカメラに接続できるからです。
レンズアダプタ―を使ったこと無い方には何言ってるかまったく理解できないでしょうが、しょうがない。写真を載せておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/20/b137bae1519956f13f72328a9db4ba0a.jpg)
Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/cf/d9f74823f9cdedbb92adb56097bdc96c.jpg)
Fujifilm GFX50S
LAOWA マジックフォーマットコンバーター
Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO
超接近広角撮影のメリットは
① パースペクティブ効果でダイナミックにデフォルメできます。 ほんとうは今回の15mmでは不十分で、12mm以下でないとビックリする絵は撮りにくい。
② マクロでありながら、バックの情報をある程度入れ込むことができます。これが中望遠マクロとの大きな違いです。 但し、中望遠マクロでも遠くから撮ってトリミング拡大すれば、バック情報を入れることができます。これをマクロ撮影というかは疑問ですが。
デメリット
① 対象に超接近しなければならないから、対象が虫の場合はたいてい逃げてしまう。
② 対象に超接近しなければならないから、対象がレンズの影で暗くなってしまう。今回は使っていませんが、なんらかのライトが必要です。
それではFujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO で撮影開始です。
まずは通常の広角撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f5/5b6dcc1fabe10df6ecf441281aa4a4a7.jpg)
周辺のゆがみは抑えられているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/f3/9fe6082c4b1d2000bfdd309d8d281439.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/bb/50d3a1e17382a57822c7a5cd1306013a.jpg)
逆光に超弱そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/38/2fd8b4b43fdd5446926494b57224c728.jpg)
ヒョウタン池
まあ何とか広角レンズの役割を果たしているようです。ちなみにこのレンズは広角でありながらフィルターを付けられるところがいい。海での撮影にはUVフィルターが活躍します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/84/c518cdbe8ebcae320004702d733e6e85.jpg)
オオバギボウシ
次は接近撮影で、バックの情報をある程度残すことが出来る例です。バックに花を浮かべる時は超接近広角撮影が有効です。しかし、やはり12mm以下でないと面白みが出ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9e/55b93e437ef442988569408f4fad2e2c.jpg)
次はスタンダードな虫の接近広角撮影
対象が逃げるから、7, 8cmまでしか近づけない。 15mmだとデフォルメ、ダイナミックさが出ない、苦しい展開。 正面から近づければいいのですが、難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/db/741ff1f5a3c9bad6f4602d7327590687.jpg)
やはり逃げ始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cd/2fffbecf0623f60526e7c53b96221a17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/11/340b85a638214f71cbcde635f191f1c5.jpg)
対象が大きければデフォルメ効果が多少でるのですが、小さい対象には効果が薄い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e8/e9979c912669fb276ce13c68c0c9453f.jpg)
逃げるのはわかっているので、遠くから撮影しながらだんだん近づくのですが、このバッタさんはこの程度近づいたところで逃げました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/36/61c65bba4fea22f6e5bdbb396f237257.jpg)
このアブ?は食べるに夢中で結構近づけました。しかし、対象が小さいと、これでも近づき足りない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c9/c0d878692a4e71edf7dd205241d28962.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/24/e2759840c0f0d1c8a0b29fef6acabfaa.jpg)
どうやら、このレンズはバックのボケが不自然になる傾向があります。 Laowaは以前買った12mmもボケに問題がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/3f/22f3c97dda6636929e2e87775fc5d71f.jpg)
なかなかパースペクティブ効果が出せなくて苦戦。バックのボケにもうんざり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4f/7870d55d1663a354f09c1fbdcb97e23b.jpg)
ヨツスジハナカミキリは近づくと飛んで逃げます。こいつはなかなか難しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/8a/0955497722d0ef91fd819ae12d28b730.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f3/cbf82b0a494e18788f48181e82f29b71.jpg)
花だけだと逃げなくていいのですが、こののぞき見的雰囲気をなんとか生かせないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/6e/35ff98d91427622033302cbf348d54f7.jpg)
このピンクの花は、チダケサシ。今いっぱい咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2b/01ab7fc9925cb5e609b4c7853fb7ed79.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1f/9364e68aedf0bba087c03b358257e805.jpg)
この写真だけは、GF120mm macro、遠くの絵をトリミング拡大。今年は何故かモンキアゲハが多いとのうわさが飛び交っています。レンズを付け替えているうちにどこかに行ってしまったのが悔しい。
今日は第一回目ですから、なんとか使えることを示したにすぎません。
やはり15mmでは中望遠マクロとの大きな違いが出てきません。もっと近づかなくては。
このシステムはMFで、ピントがシビヤーですから、ピントを合わせるのがなかなか難しい。といって虫撮りに三脚を使うのは相手が動くからこれまたなかなか難しい。ライティングでさらに近づける試みもしなければ。まだまだ改良します。次回をお楽しみに。
2020-6-27
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/aa/b83f80b02c2ce80f64d92171353b79bf.jpg)
ヤブミョウガ
フレキシブルライトを使っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/04/fd238ab3addc97d57d430b0af910396c.jpg)
オオバギボウシ
フレキシブルライトでは光量が足りないので、LED懐中電灯を使っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/15/ec52cfecc92304fd066f409c43f751e1.jpg)
花には多少デフォルメ効果が出ても小さな虫には及ばない。 逃げるまでのわずかな時間で適正なライティングとMFでピントをとらなければなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/88/c6781a000a6bff0432a4056339a45f0c.jpg)
LEDライトは虫にとってはとんでもなくビックリでしょう。この後、このクモは突然ピョンと逃げました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0e/1ca15e794d1e9155e8499ae5a1bae65a.jpg)
作りかけのクモの巣なのでしょうか、これで完成なのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e4/0a53d1fb7e2bee4caeede4ad9c7527f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/85/eb7693e72f0a92ea9a92bd6be9b7e919.jpg)
なぜか、触角が折れています。自分の触角になごりを惜しんでいる様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/7b/90d119df1ac12fc7b2b6394709e32e67.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/13/82c88e41dd6245df2fb1cf35a80cb8f8.jpg)
なかなか接近広角レンズ撮影の効果がでません。
もう長い間、超接近広角撮影を追いかけてきました。思ったように行かず、相当フラストレーションがたまっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/df/1bb4afc964924c9d502f48063825b543.jpg)
ここからはFujifilm X-T3 + coBORG 200mm、 プレ撮影仕様
coBORG 200mmは200gちょっとで、最も軽い200mm。 以下のように、蝶撮りにはcoBORG 200mmで十分。これで、Fujifilm GFX50S+広角マクロとFujifilm X-T3 + coBORG 200mmの2セットを持って、超接近広角撮影と動き物望遠撮影を使い分けられます。しかもFujifilm X-T3はプレ撮影が出来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d2/e3e5f978502caa3768fa1b764b88e7b3.jpg)
プレ撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/76/e7c987421540a308bf7f24de47847091.jpg)
Fujifilm X-T3 + coBORG 200mm
さて、安物レンズにコンバーターまでかませば、当然この程度の画質です。はたして重たいFujifilm GFX50Sを使う必要があるのか? Fujifilm X-T3に広角マクロを直接つけても同じなのではないか?という疑問がわいてきました(当然APS-Cになれば広角がX1.5になってしまうデメリットはありますが)。
Fujifilm X-T3にLaowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACROやLaowa 12mmやZeiss 15mm を付けて超接近撮影ができるヘリコイド付レンズアダプタ―を入手しました。さらに、これでもかと、フォクトレンダー10mmを買ってしまいました。 いよいよ、超接近広角撮影に関して勝負に出ました。
カメラ側はFujifilm GFX50S、Sony alpha7RIII、 Fujifilm X-T3、3種、レンズ側はフォクトレンダー10mm、12mm、15mm、Zeiss 15mm、18mm、Laowa 12mm、15mm macro、6種、用いるレンズアダプタ―は5種(内ヘリコイド付きが3種)これを使ってカメラとレンズは全部の組み合わせ接続が可能だ。プレ撮影もできる。これでどうだ!!! これまでよくこんなに機材を買い込んだものだ。 思うように行かないから、あれこれ試すしかない、ほんと超接近広角撮影は大変なのだ。 可能な組み合わせの数も計算できない。もう頭の中がゴチャゴチャだ。
徹底的に超接近広角撮影を追いかけます。ご期待ください。