小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その190  Fujifilm GFX100SとソニーAマウント・Zeiss レンズのテイスト

2021-04-30 11:27:27 | 写真日記
自然教育園日記 その190  Fujifilm GFX100SとソニーAマウント・Zeiss レンズのテイスト
2021-4-24

今日は Fujifilm GFX100SとソニーAマウント・Zeiss レンズのマッチングを探ります。
ソニーAマウント・Zeiss レンズとは
1、Sonner 135mm F1.8 ZA
2、Distagon 24mm F2 ZA
です。フルサイズSony alpha7シリーズ用に買ったものですが、レンズアダプタ―を介すれば645中判Fujifilm GFXに使えるということでFujifilm GFX50Sで試したところFujifilm Sonner 135mm F1.8 ZAはOK、Distagon 24mm F2 ZAはわずか周辺がケラレるという結果になりました。ではFujifilm GFX100Sではどうか? 結果はFujifilm GFX50Sと同じでした。

Sonner 135mm F1.8 ZAはものすごいボケと美しいボケ色が得られます。その割にはヘリコイドのストロークがタイトで、超薄い合焦ポイントをMFで得ることが大変です。
Distagon 24mm F2 ZAはわずかケラレるので、トリミングで少々カットするしかありません。それでも、その軽さと19cmまで接近できることは特筆に値します。
いずれのレンズもMFですから、三脚を立ててちゃんと焦点を合わせないとボロがでるでしょう。といいつつ今回はみな手持ちです。

画質は以下の通り。Zeissの特徴を中判に持ちこみます。描写は1億画素に十分耐える。その繊細な描写は豪快な中判に合わないと考えるか、中判の細密描写に相乗すると考えるか、 それを考えながら絵を作る必要があると感じます。おそらく、全紙に印刷するとそのメリットがハッキリする予感がします。

以下、Sonner 135mm F1.8 ZA






ヒョウタン池ではカワセミをねらうカメラファンの密が出来ていました。当方は2月末から鳥撮りは完全にやめて、花と虫と風景に焦点を絞っています。現在は虫といっても毛虫ばかりで、つらい時期なのです。



と言いつつ、Fujifilm GFX100Sのトリミング耐性をテストする意味で、水生植物園にやってきたカワセミを撮ってみました。



この絵をトリミング拡大したのが上の絵です。ピントが十分でなく、GFX100Sならもっと拡大できるはずです。



以下、Distagon 24mm F2 ZA






チョウジソウ














前回のFujifilm純正GF120mm macroと比べると、フィルムシミュレーションをビビッドで撮っていますが、その色のこってり感がSonner 135mm F1.8 ZAより純正レンズの方が強く効きます。ボケ色は鮮明すぎて、フルサイズのときよりファジー感の面白さが減じた気がします。やはり純正レンズの方が上手くマッチングしているという印象です。あくまで今のところの印象ですが。 ですから、Sonner 135mm F1.8 ZAはある目的をもってそのナイーブな繊細さや大ボケをうまく使うことになります。Distagon 24mm F2 ZAはでかくて重たい23mm純正レンズより使い易く、汎用的なニーズを感じます。純正レンズのこってりがいいか、ツアイスのすっきりがいいか、とにかくこの2本のツアイスは魅力的です。

残念ながら自然教育園は4月25日から5月11日まで。緊急事態宣言で臨時休館となりました。Fujifilm GFX100Sの試写が極めて難しくなりました。
昨年の緊急事態宣言で、自然教育園が臨時休館した時は、<港区の坂>をレポートしてブログに載せましたが、今回はどうしたものか??  

陶芸ではやることがワンサカあるから時間が十分あることはうれしいのですが、ブログはどうしましょう。カメラファンには申し訳ありませんが、以前にクローズしたアート考察をNewアート考察としてよみがえらせることを考えていますがどうなりますか??

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