ミュンヘンからワーグナー巡礼の旅
~ツアイス・touit 32mm/富士フィルムX-E1旅カメラの巻~ その8
辺境伯オペラハウス <ブランデンブルク・バイロイト辺境伯のフリードリヒ(1711~1763年)が夫人のヴィルヘルミーネ(Wilhelmine von Preuβen、1709~1758年、プロイセンのフリードリヒ2世=フリードリヒ大王の姉)の要望により、1744~1748年にかけて建設した、豪華絢爛なバロック様式の歌劇場(オペラハウス)である。宮廷建築家・画家のジュゼッペ・ガリ・ビビエーナ(Giuseppe Galli Bibiena、1696~1757年)が内装を担当した。建設当時のまま現存するオペラハウスとしては、ヨーロッパ最古である。フリードリヒとヴィルヘルミーネ夫妻の治世下の1735~1763年には、辺境伯歌劇場のほか、ゾンネンテンペル(太陽の神殿)がある新エレミタージュ宮殿、新宮殿など、バイロイトの多くの歴史的建造物がつくられた。>バイロイトはフリードリヒとヴィルヘルミーネ夫妻の治世下というのが一番栄えた時期で、それまで、ニュルンヴェルグ城伯やブランデンブルク=クルムバッハ辺境伯領とか、色々と主が入れかわっている。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
舞台と客席は改装中で残念ながら見ることができません。ワーグナーが見に来て、自分の曲を演奏するには小さすぎるので、祝祭劇場を新築することになったのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
オペラハウスからちょっと行くと新宮殿ですが、これを通り越して、先にワーグナーのお墓詣りに行きます。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
新宮殿の前は、気持ちの良い、大きな公園(ホーフガルテン)になっています。
富士フィルムX―E1+ツアイスtouit 32mm
家内が、公園でたむろしているおばあさん達とワーグナーの屋敷、ハウス・ヴァンフリートとワーグナーのお墓について会話しているところ。家内はドイツ語で会話している証拠の写真だと言って、この写真を今回のベストに上げています。小さな富士フィルムX-E1+スアイスtouit 32mmがスナップカメラとしての役目を果たしたといえるかもしれません。さすがツアイスはおばあさんのブルーの服をちゃんとブルーに撮っています。海外のブルーは日本のブルーとは違うのです。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
ハウス・ヴァンフリートはワーグナーが妻コジマとくらした屋敷で、現在ワーグナー博物館になっています。こちらも改装中で、今年に完成するということですが、残念ながらまだ入れませんでした。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
ワーグナーのお墓には入ることができます。ここがワーグナー巡礼の旅の大きな目的の地です。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
ホーフガーデンも自然にあふれた公園です。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
ハウス・ヴァンフリートからちょっと行くとフランツ・リスト博物館があります。フランツ・リストが亡くなった旧宅で、ミュンヘンのピアニスト、エルンスト・ブルガーのコレクションからバイロイト市が購入した約300点の絵画、手稿や印刷物が保管されているそうです。リストとワーグナーの関係も複雑で、互いの友好も深く、リストはワーグナーの楽劇の一部をピアノ曲に編曲したりしていますが、リストの娘のコジマが結婚しているにもかかわらず、ワーグナーがさらっていったので、一時、関係は険悪になりました。しかし、ワーグナーとコジマがきちんとした家庭をつくって、リストもワーグナーと再び友好関係を結ぶようになるのです。なんといってもワーグナーの才能にみなさん引きずり込まれていったのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
当方はリストを<建築的音楽の創始者>といって評価しているのです。<建築的音楽とは:音を積み重ねて、伽藍のような建築物を創り上げるのが彼の目的で、それは彼のピアノの超絶技巧により達成される。時とともに音が流動することによる情緒の構築ではなく、時は関係なく一空間に凝縮した音により情緒を構築する。>と主張しているのですが、いまだ賛同してくれる方は一人もいません。このリストの試みはいつも成功するわけではなく、駄作もいっぱいあるので、リストは不当に過小評価されているのです。
さて、新宮殿にもどって、中を見学しましたが、大半は撮影禁止。いかにもヴィルヘルミーネ夫人の好みの部屋や装飾がずらずらと並んでいました。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
新宮殿で撮った写真はこれだけです。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
細かい装飾をガイドさんが盛んに自慢していましたが、ドイツ語でなんだかさっぱりわかりません。陶芸の参考になるかと思って、買った絵はがき一枚が、当方の4つのお土産の1つ。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm <窓>
16時すぎの列車でミュンヘンに戻ります。夕方は時差のせいかとても体調が悪くなる時期で、さらに気温が高く、日が煌々と車内に入り込んできます(シェードがありません。20時ちかくなっても太陽は地平線より上にあります。 ドイツ人は冬の反動で、夏は日に当たることを最も幸せなことと思うらしい。 日傘などぜんぜんささない。)。つらい4時間を過ごしてミュンヘンにたどりつきました(またもやニュルンベルクで1時間買い物)。夕食は、へばったので、ホテルの近くのカジュアル中華料理とビール。ここのビールはまずまずでした。ようするに日本の料理屋で出てくる生中一杯です。日本のビールはすべてピルスナー系であるとネットにかいてありました。ドイツの中華料理もピルスナー系なのかな。とにかく、つめたければOKです。
~ツアイス・touit 32mm/富士フィルムX-E1旅カメラの巻~ その8
辺境伯オペラハウス <ブランデンブルク・バイロイト辺境伯のフリードリヒ(1711~1763年)が夫人のヴィルヘルミーネ(Wilhelmine von Preuβen、1709~1758年、プロイセンのフリードリヒ2世=フリードリヒ大王の姉)の要望により、1744~1748年にかけて建設した、豪華絢爛なバロック様式の歌劇場(オペラハウス)である。宮廷建築家・画家のジュゼッペ・ガリ・ビビエーナ(Giuseppe Galli Bibiena、1696~1757年)が内装を担当した。建設当時のまま現存するオペラハウスとしては、ヨーロッパ最古である。フリードリヒとヴィルヘルミーネ夫妻の治世下の1735~1763年には、辺境伯歌劇場のほか、ゾンネンテンペル(太陽の神殿)がある新エレミタージュ宮殿、新宮殿など、バイロイトの多くの歴史的建造物がつくられた。>バイロイトはフリードリヒとヴィルヘルミーネ夫妻の治世下というのが一番栄えた時期で、それまで、ニュルンヴェルグ城伯やブランデンブルク=クルムバッハ辺境伯領とか、色々と主が入れかわっている。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
舞台と客席は改装中で残念ながら見ることができません。ワーグナーが見に来て、自分の曲を演奏するには小さすぎるので、祝祭劇場を新築することになったのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
オペラハウスからちょっと行くと新宮殿ですが、これを通り越して、先にワーグナーのお墓詣りに行きます。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
新宮殿の前は、気持ちの良い、大きな公園(ホーフガルテン)になっています。
富士フィルムX―E1+ツアイスtouit 32mm
家内が、公園でたむろしているおばあさん達とワーグナーの屋敷、ハウス・ヴァンフリートとワーグナーのお墓について会話しているところ。家内はドイツ語で会話している証拠の写真だと言って、この写真を今回のベストに上げています。小さな富士フィルムX-E1+スアイスtouit 32mmがスナップカメラとしての役目を果たしたといえるかもしれません。さすがツアイスはおばあさんのブルーの服をちゃんとブルーに撮っています。海外のブルーは日本のブルーとは違うのです。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
ハウス・ヴァンフリートはワーグナーが妻コジマとくらした屋敷で、現在ワーグナー博物館になっています。こちらも改装中で、今年に完成するということですが、残念ながらまだ入れませんでした。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
ワーグナーのお墓には入ることができます。ここがワーグナー巡礼の旅の大きな目的の地です。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
ホーフガーデンも自然にあふれた公園です。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
ハウス・ヴァンフリートからちょっと行くとフランツ・リスト博物館があります。フランツ・リストが亡くなった旧宅で、ミュンヘンのピアニスト、エルンスト・ブルガーのコレクションからバイロイト市が購入した約300点の絵画、手稿や印刷物が保管されているそうです。リストとワーグナーの関係も複雑で、互いの友好も深く、リストはワーグナーの楽劇の一部をピアノ曲に編曲したりしていますが、リストの娘のコジマが結婚しているにもかかわらず、ワーグナーがさらっていったので、一時、関係は険悪になりました。しかし、ワーグナーとコジマがきちんとした家庭をつくって、リストもワーグナーと再び友好関係を結ぶようになるのです。なんといってもワーグナーの才能にみなさん引きずり込まれていったのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
当方はリストを<建築的音楽の創始者>といって評価しているのです。<建築的音楽とは:音を積み重ねて、伽藍のような建築物を創り上げるのが彼の目的で、それは彼のピアノの超絶技巧により達成される。時とともに音が流動することによる情緒の構築ではなく、時は関係なく一空間に凝縮した音により情緒を構築する。>と主張しているのですが、いまだ賛同してくれる方は一人もいません。このリストの試みはいつも成功するわけではなく、駄作もいっぱいあるので、リストは不当に過小評価されているのです。
さて、新宮殿にもどって、中を見学しましたが、大半は撮影禁止。いかにもヴィルヘルミーネ夫人の好みの部屋や装飾がずらずらと並んでいました。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
新宮殿で撮った写真はこれだけです。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
細かい装飾をガイドさんが盛んに自慢していましたが、ドイツ語でなんだかさっぱりわかりません。陶芸の参考になるかと思って、買った絵はがき一枚が、当方の4つのお土産の1つ。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm <窓>
16時すぎの列車でミュンヘンに戻ります。夕方は時差のせいかとても体調が悪くなる時期で、さらに気温が高く、日が煌々と車内に入り込んできます(シェードがありません。20時ちかくなっても太陽は地平線より上にあります。 ドイツ人は冬の反動で、夏は日に当たることを最も幸せなことと思うらしい。 日傘などぜんぜんささない。)。つらい4時間を過ごしてミュンヘンにたどりつきました(またもやニュルンベルクで1時間買い物)。夕食は、へばったので、ホテルの近くのカジュアル中華料理とビール。ここのビールはまずまずでした。ようするに日本の料理屋で出てくる生中一杯です。日本のビールはすべてピルスナー系であるとネットにかいてありました。ドイツの中華料理もピルスナー系なのかな。とにかく、つめたければOKです。
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