小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その175  色々苦労していますーその2 及び ソニーと富士フィルムの最新カメラについて

2021-02-12 14:21:11 | 写真日記
自然教育園日記 その175  色々苦労していますーその2 及び ソニーと富士フィルムの最新カメラについて

2021-2-12
昨年末に完成するはずのLifeSeq㈱の仕事が終わらずに、本日やっと第一報を送って一段落。ここのところ数週間自然教育園にもゆけず、ブログも書けずにおりました。

miniBorg55FL 250mm、F4.5を手持ちのちっちゃなcoBORGに付けるアダプター(M57→M42ラッパ【4257】)が手に入りました。miniBorg55FL 250mm、F4.5の時は胴鏡スライド式ドロチューブで焦点を合わせていました。これは軽くて良かったのですが、
ラッパ【4257】でminiBorg55FL 250mm、F4.5をcoBORGにつなぐにはドロチューブですと無限遠に焦点が合いませんでした。胴鏡最短長が長すぎるのです。しかたなく、ドロチューブをあきらめて、ヘリコイドと絞りのユニットをかましてやっと使えるようになりました。
このユニットは重たいので、Fujifilm X-T3に付けた全装備で1.13kgですから、miniBorg55FL 250mm、F4.5の時の1.2kgとあまり変わらない結果になってしまいました。



miniBorg55FL 250mm、F4.5の径とcoBORGの径が違うので、それを接続するのがラッパになるわけです。これで2021-2-11に久しぶりに自然教育園にいって試写したのが以下の絵です。全体に露出オーバーになってしまいました。まあ、使い込めばなんとか使えそうです。総計1kgで実質450mm、F4.5ですからいいんじゃないですか? 1型コンデジと対抗できるかは分かりませんが。元々のドロチューブをつかったminiBorg55FL 250mm、F4.5システムに比べ、重量はほぼ同じですが、大きさが小さくなっただけ、ほんとに気楽な持ち味になったことと、ドロチューブからヘリコイドによる焦点合わせに変わったことで、焦点の固定がしっかりして(ドロチューブは軽くていいのですが、焦点がすぐずれてしまうのです)、 MFがずっと楽ちんになりました。




















カワウ(ウミウ?)は、ほんのたまに自然教育園にやってくるのですが、こいつらの食欲を満足する量の魚はいないので、すぐ消えてしまいます。このカワウはドジで、飛び上がって桜の木に止まろうとして、足をすべらせてクビで枝にぶら下がったところです。水掻きのついた足で細い枝にとまれるわけないのですが。



臨場感は出るようです。



このシステムでは最短焦点距離が4~5mですから汎用にはなかなか苦しい展開です。

以下Fujifilm X-T3にZeiss 50mm macroF2.8に付け替えてちょこっと撮影。セツブンソウやユキワリイチゲがちょうどいい具合に咲いています。いよいよ春の花を相手に新しい撮影方法をトライしなければならない時がきました。早くやらないと花が最盛期をすぎてしまう。





ところで近々Sony α1とFujifilm GFX100Sが発売されます。Sony とFujifilm の双方を扱っている当方には、大きな課題を投げられたということです。


Sony α1


Fujifilm GFX100S

Sony α1は5010万画素、鳥にも対応するひとみAF、30コマ/秒の高速連写が売りのフルサイズカメラです。80万円。
Fujifilm GFX100Sは1億200万画素の645中判カメラでありながら900gに抑えたボディー重量、5軸手ぶれ補正、それでも低価格が売りです。70万円。

これは究極の選択を迫ります。お金持ちは両方買えばいいので問題ないでしょうが。
当方にとって答えはすでに決まっています。Fujifilm GFX100Sの買いです。一般の方は当然Sony α1の買いでしょう。

Fujifilm GFX100Sは予約販売ですでに品薄が予測されており、大人気のようです。みなさんコロナ禍で動きがとれず、ストレスが溜まっている上にお金がだぶつき、70万、80万円でも買いに走るのでしょう。Sony α1は明らかにそれを狙った強気の価格です。Fujifilm GFX100SはFujifilm GFX50S当初の価格と同じですから、とっても割安感があります。

Sony α1はまさにこれまでの一眼レフNikonの方向にそっていますから、真っ向勝負です。ここで一気にNikonを追い落とそうという意図が見えます。本当は昨年の2020オリンピックにぶつけたかったのでしょうが、コロナ禍で発売の様子をみていたと思われます。Sony α1は5010万画素ですから、Fujifilm GFX50Sは並ばれてしまい、引きずられてGFX100S、1億200万画素の販売を急いだということでしょう。Fujifilmはすでに1億画素のFujifilmGFX100を出していますが、これは1.2kgで100万円を越していましたから手を出す人は限定されていました。

しかし、当方はまだぐずぐずしています。現状、いそがしくて気が回らなかったことが最大の原因ですが、
1, 1億画素は、現在殺到している方の中には使いこなせない方も出てくるのではないかと心配します、まったく余計なことですが。 画素数が高ければいい写真が撮れるわけではありません。
GFX50S、5000万画素で苦労してきた当方には、扱ってみないとわからない、それならゴチャゴチャ言わずに扱ってみようと思っているということです。

2,高画素はメリットはあるが、デメリットもある。Fujifilm GFX50Sでこれまで得た感覚が、Fujifilm GFX100Sでかえって失ってしまうことがあったら怖い。あの生々しい感覚がFujifilm GFX100Sで出るだろうか? GFX50Sでぎりぎりに使えることがわかったソニーAマウントレンズ、中国製・中一光学の85mmF1.2、Laowa マジックコンバーターを介するフルサイズ用レンズ、ペンタックス645レンズ、そのようなこれまで苦労してきた645カメラへの対応が Fujifilm GFX100Sでも同じように通用するだろうか?もし通用しない可能性があるならFujifilm GFX50Sも持っていなければならない。買い替えでないなら、70万円用意しなければならない。

しばらく様子を見るべきだという声と、買う決心がついているならさっさと流れに逆らわずに乗って行くべきだという声が5分5分に拮抗しています。
時間ができたのでこれから考えます。

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