ツアイス、ニコン、ペンタックス100 macroレンズ対決 その1
当方はマクロレンズが好きです。どうやら、風景を撮るより、自然の中にあるパターンを見つけ出すことが好きなようです。 そりゃ、きれいな景色をみると、写真に撮りたくなるのは、皆さんと変わりないのですが、だからなんなのだと思ってしまうのです。当方のまわりには撮った風景写真は一枚も飾ってありません。風景写真のコンテストに応募しようと準備してきたのですが、どうも気が合わなそうで、だんだん面倒になってきました。例えばですよ、美味しそうなリンゴがあったとします。プロの写真家はいかに美味しそうにリンゴを撮るかが重要ですが、当方はきっと、そこにあるキズとかリンゴのお尻の穴とか、皮の模様とかを撮ろうとするに違いありません。ミラーレス本格撮影セットで使う2本のレンズは、ツアイス100mm macroと18mmディスタゴンです。景色もマクロで撮るのが好きだし、これは景色をパターン化しようとしているからです。超広角が好きなのは、広い場面の物体を集合体として群像化、すなわちパターン化するからです。写真のプロは写真は標準レンズが一番であるといいますが、そう思うのは当分先のことでしょう。なにかの情報や情緒を切り取ろうという意図が当方にはさらさらないからです。しかしながら、そのうちには、50mmでその辺にころがっているパターンを撮ることが中心になる気がうすうすしますが。
さて、100 mm macroです。ペンタックス100mm macroはずいぶんと使いました。これで景色をとるのも大好きです。その次にツアイス100mm macroを買いました。色々比較して、少なくとも花を撮るにはツアイス100mm macroがベストという結論を出しました。焦点があったところの解像のシャープさとその周辺へのソフトな流れ方が絶妙で、正に芸術的です。まちがいなく本物より良く撮れます。 しかし、ペンタックスとどれほどの差があるかというと、わずかなものです。ペンタックスの方が圧倒的に軽いメリットがあります。しかし、持って行ける時はツアイス100mm macroを選びます。そのちょっとの差があるかぎりベストの物を使いたいという心をだますことはできません。さらに、しかし、がつづきます。遠景の場合はツアイス100mm macroが本当にいいのかということは、まだ決着がついていません。重たいデメリットがあるなかで、遠景をうまくパターン化するには、そのソフトに流れる部分がはたしてメリットになるか疑問に思っています。ペンタックス100mm macroが使い過ぎでガタガタになってきたのでまともな比較を行っていないのも原因の一つです。最近ニコンの105mm microが新たに加わりました。100 mm macroにAFだの手振れ補正だのはいらない、むしろ邪魔なので、VRの付いていない一代前のニコン105mmです。主にリコーGXRに付けて撮っていましたが、結構いい絵がとれるのです。ボケがきれいです。シャープな物体とボケた物体のモザイク・パターンを作る時に何かいい感じになる気がするのです。半ボケが作りやすいということでしょうか。一回、ちゃんと対決させてみなければと思いやってみました。
場所はいつもの対決の場、地味公園(目黒自然教育園)。ニコンD800Eに付けられるのはニコン105mm microだけですからこの組み合わせ。富士フィルムX-E1にはツアイス・プラナー100mmマクロ、リコーGXRにはリコーマウントA12を介して、ペンタックスDFA 100mm マクロの組み合わせ。 後2者の組み合わせはカメラとレンズの組み合わせを入れ替えることが出来ますが、今回は面倒なので入れ替え無し。 カメラが皆違いますから、完全なレンズの比較になっていませんが、だいたい雰囲気はわかるはず。適当にトリミングしていますから、これも完全にフェアではありませんが、ようは魅力的に見えるかどうかで、トリミングに耐えられるかもレンズの性能の内。基本はJPEG撮って出しですが、ニコンはそのままではどうしようもなく若干の色修整しました。今日は全て手持ち撮影です。シャッタースピードが1000分の1程度以上になるように場面によってISO400から1600まで変動させ、絞りはF4から8です。
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
富士フィルムX-E1+ツアイス・プラナー100mm macro
リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDFA100mm macro
シャガの比較はツアイスが芸術的でダントツ。
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
富士フィルムX-E1+ツアイス・プラナー100mm macro
リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDFA100mm macro
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
富士フィルムX-E1+ツアイス・プラナー100mm macro
リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDFA100mm macro
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
アヤメの対決は対象が遠くてどれも適当にトリミングしています。そのせいか、どのレンズもあまり変わりない。 ペンタックスが善戦しています。
続きは明日。 今日はニコン105mm macroの色が変で愕然としています。
当方はマクロレンズが好きです。どうやら、風景を撮るより、自然の中にあるパターンを見つけ出すことが好きなようです。 そりゃ、きれいな景色をみると、写真に撮りたくなるのは、皆さんと変わりないのですが、だからなんなのだと思ってしまうのです。当方のまわりには撮った風景写真は一枚も飾ってありません。風景写真のコンテストに応募しようと準備してきたのですが、どうも気が合わなそうで、だんだん面倒になってきました。例えばですよ、美味しそうなリンゴがあったとします。プロの写真家はいかに美味しそうにリンゴを撮るかが重要ですが、当方はきっと、そこにあるキズとかリンゴのお尻の穴とか、皮の模様とかを撮ろうとするに違いありません。ミラーレス本格撮影セットで使う2本のレンズは、ツアイス100mm macroと18mmディスタゴンです。景色もマクロで撮るのが好きだし、これは景色をパターン化しようとしているからです。超広角が好きなのは、広い場面の物体を集合体として群像化、すなわちパターン化するからです。写真のプロは写真は標準レンズが一番であるといいますが、そう思うのは当分先のことでしょう。なにかの情報や情緒を切り取ろうという意図が当方にはさらさらないからです。しかしながら、そのうちには、50mmでその辺にころがっているパターンを撮ることが中心になる気がうすうすしますが。
さて、100 mm macroです。ペンタックス100mm macroはずいぶんと使いました。これで景色をとるのも大好きです。その次にツアイス100mm macroを買いました。色々比較して、少なくとも花を撮るにはツアイス100mm macroがベストという結論を出しました。焦点があったところの解像のシャープさとその周辺へのソフトな流れ方が絶妙で、正に芸術的です。まちがいなく本物より良く撮れます。 しかし、ペンタックスとどれほどの差があるかというと、わずかなものです。ペンタックスの方が圧倒的に軽いメリットがあります。しかし、持って行ける時はツアイス100mm macroを選びます。そのちょっとの差があるかぎりベストの物を使いたいという心をだますことはできません。さらに、しかし、がつづきます。遠景の場合はツアイス100mm macroが本当にいいのかということは、まだ決着がついていません。重たいデメリットがあるなかで、遠景をうまくパターン化するには、そのソフトに流れる部分がはたしてメリットになるか疑問に思っています。ペンタックス100mm macroが使い過ぎでガタガタになってきたのでまともな比較を行っていないのも原因の一つです。最近ニコンの105mm microが新たに加わりました。100 mm macroにAFだの手振れ補正だのはいらない、むしろ邪魔なので、VRの付いていない一代前のニコン105mmです。主にリコーGXRに付けて撮っていましたが、結構いい絵がとれるのです。ボケがきれいです。シャープな物体とボケた物体のモザイク・パターンを作る時に何かいい感じになる気がするのです。半ボケが作りやすいということでしょうか。一回、ちゃんと対決させてみなければと思いやってみました。
場所はいつもの対決の場、地味公園(目黒自然教育園)。ニコンD800Eに付けられるのはニコン105mm microだけですからこの組み合わせ。富士フィルムX-E1にはツアイス・プラナー100mmマクロ、リコーGXRにはリコーマウントA12を介して、ペンタックスDFA 100mm マクロの組み合わせ。 後2者の組み合わせはカメラとレンズの組み合わせを入れ替えることが出来ますが、今回は面倒なので入れ替え無し。 カメラが皆違いますから、完全なレンズの比較になっていませんが、だいたい雰囲気はわかるはず。適当にトリミングしていますから、これも完全にフェアではありませんが、ようは魅力的に見えるかどうかで、トリミングに耐えられるかもレンズの性能の内。基本はJPEG撮って出しですが、ニコンはそのままではどうしようもなく若干の色修整しました。今日は全て手持ち撮影です。シャッタースピードが1000分の1程度以上になるように場面によってISO400から1600まで変動させ、絞りはF4から8です。
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
富士フィルムX-E1+ツアイス・プラナー100mm macro
リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDFA100mm macro
シャガの比較はツアイスが芸術的でダントツ。
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
富士フィルムX-E1+ツアイス・プラナー100mm macro
リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDFA100mm macro
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
富士フィルムX-E1+ツアイス・プラナー100mm macro
リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDFA100mm macro
ニコンD800E+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8
アヤメの対決は対象が遠くてどれも適当にトリミングしています。そのせいか、どのレンズもあまり変わりない。 ペンタックスが善戦しています。
続きは明日。 今日はニコン105mm macroの色が変で愕然としています。