小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

ニコンD800E vs ソニーα7R その2

2013-12-06 20:17:42 | 日記
ニコンD800E vs ソニーα7R その2

この対決は2回、新宿御苑で展開されました。本当の目的は新宿御苑のフォトコンに出してみようと思っているから、その撮影です。案の定、三宅島のフォトコンは敗退しましたが(ボランティア活動のわずかな合間に撮っているのですから無理ですよ)、とにかくあちこちに出してみましょう。トライです。 ということで、本日は本命写真をブログに載せられません。 
  1日目(2013-11-24)は、失敗するとまずいのでニコンD800Eが中心です。この時は、ソニーα7Rには他社レンズしかありませんので、控えめに撮影。その結果ソニーα7Rに他社レンズを使っても特に問題ないと判断して、2回目(2013-11-30)はソニーα7Rと色々な他社レンズ(ここでいう他社レンズとはマウントの違うレンズという意味です)
の相性をテストしました。対決の印象はすでに予告編で書きました。 実用のニコンD800E、趣味のソニーα7Rです。


同じイメージセンサーを使っているとしたら、RAWイメージがどれほど違うのか? もし、大差ないとするなら、絵の違いはレンズが握っていることになります。ニコンD800Eに付けられるレンズはFマウントのみ、ソニーα7Rにはどのレンズでもつけられる。としたら、ソニーα7Rの方が面白いに決まっています。 しかし、他マウントレンズとボディーの相性があるから結局、ボディーと同じマウントレンズでないと安心できないとしても、ソニーにはツアイスレンズ群があります。当方はもともと写真はレンズが主役、カメラボディーは黒子でいい。という考えで来ました。カメラボディーはレンズを邪魔しなければいい。出来るだけ小さく、軽く。 
   ボディーの機能は付ければ付けるほど重くなる、操作性をとるか軽さを取るかは、使う人の好みと使う場面で決まる。行き着くところ、操作はPCで行い、撮影はレンズカメラで行うというスタイルになり、次にレンズがどんどん小型化して、最終的にはレンズはメガネに取り付けられる程度に小型化するというのが、当方のカメラ未来像です(最近のカメラ事情3参照)。
  当方がニコンD800Eからソニーα7Rへシフトしたのは、このカメラ未来像への第一歩という位置付です。
  とはいえ、実際にソニーα7Rから出てくる絵がニコンD800Eに肉薄するか、それを越すかしなければ、当面こまるわけで、現在とってもワクワクというよりドキドキ、オロオロしているわけです。ニコン伝統の蓄積の全てをそう簡単にソニーが追い越すことは出来ないに違いないという思い込みが脅迫観念となって迫ってきます。

  こうやって、写真をのせてみると、別れた彼女に未練が湧くがごとく、ニコンD800Eは落ち着いた大人の風格があり、奥が深い。ソニーα7Rはこれから育ててゆく子供に見えてくる。現在はニコンD800Eをすでに手放して、ソニーα7R、2台体制に移行してしまっているのですから、いくらニコンD800Eが良くても、ソニーα7Rでいけるところまで行くしかない。じたばたしてもしょうがない。 あの時点でニコンD800Eと手を切っておかないと、未練たらしく、ニコンD800Eに浸りきることもできず、抜け出すこともできずにいつまでもどっちつかずの状況がつづいたでしょう。と、思って慰めるときもあり、一方で、ソニーα7Rに着々とツアイスレンズが付いて行くのを見ながら、どう考えたってソニーα7Rの方が楽しめるというポジティブな声とが行ったり来たりしています。今日もソニーのレンズアダプターLA-EA4を買って、ソニー・ゾナーT 135mm, F1.8 ZAをセッティングすると、そのデカいレンズ目玉と素早いAF(少なくともこれまでMF中心で来た者にとっては)にどえらいレンズを手に入れたものだと、むしろ、名刀を手にして、その威圧感に震えるような感じなのです。
  さて、ニコンD800Eは本当に<The Last SAMURAI>だったのでしょうか、ソニーα7Rはカメラ界を変えるのでしょうか。
  (載せている絵は、全て画素数を大幅に落としてあります。雰囲気しか伝わらなくてすみません)


ニコンD800E+ ツアイス・ディスタゴン18mm


ニコンD800E+ ツアイス・ディスタゴン18mm


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ソニーα7R + ツアイス・ディスタゴン18mm


ソニーα7R + ツアイス・ディスタゴン18mm


ソニーα7R + ツアイス・ディスタゴン18mm


ソニーα7R + ツアイス・ディスタゴン18mm

2回目のバトル


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED


ニコンD800E+ ニコンAi AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED

続きはまた明日。
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最近のカメラ事情 その4

2013-12-01 20:42:55 | 日記
最近のカメラ事情 その4  2013-12月1日

とうとうやってしまいました。ニコンD800Eと大三元ズーム24-70mmを売ってソニーα7Rの2台目を購入、ソニーα7R,2台体制を開始しました。ペンタックス★DA200mm、ニコンAF 35mmも売ってしまいました。Aマウント135mとFEマウント35mmを加えて、バッテリーや保護フィルムだの細かい物を買い足して、ほぼトントンの収支となりました。
発売したばかりの商品を2台も買うというのは危険であり、新商品は価格がどんどん低下するのも承知の上の大決断です。40万円くらいの売り買いで、とっても疲れました。結局、在庫が無くてAマウントからEマウントへのアダプターが買えなかったこともありますが、今日の出費は9000円ですみました。前回のソニーα7R一台目の売り買いでおつりが来ていますから、このKマウントおよびFマウントからEマウントへの大移動はトータルでほぼ±0円です。
 Kマウントで残ったのは、ペンタックスFA 77mm limited. FA 43mm limited, ツアイスプラナー100mm macroの3本、Fマウントで残ったのは200mm microとAF 300mmの2本だけ。レンズ収納ボックスはスカスカですっきりです。
   ずいぶん悩みました。昨日も新宿御苑でソニーα7RとニコンD800Eの2台体制を試してみました。その2台の絵の違いがあまり大きかったのが、今回の大移動の原因です。あくまでJPEG撮って出しの違いで、RAWでは両者の違いは無いとネットに載っていましたが、当方にはニコンD800EのRAWを修正してソニーα7RのJPEGと同じ絵が出来るとはとうてい思えません。基本的に両者は考えていることが違うのです。カメラ雑誌に実用のニコンD800E、趣味のソニーα7Rとはっきり違うと書いてありました。当を得た表現と思います。ニコンD800Eは色々な要求に対応することを目的とし、ソニーα7Rはいかに楽しく写真を撮るかを目的としています。
  カメラ雑誌の批評家達とチマタのカメラファンは先進のソニーα7RよりオールドファッションのニコンDFに夢中です。当方はそれで一向に構いません、お好きなように。しかし、発売して数週間しかたたないうちに、まだ保障期限が3か月残っているニコンD800Eと大三元ズームを売って、2台のソニーα7Rを買った人がいるということを表明しておきます。
  早い行動に出たのは、ニコンD800Eの下取り価格が下落する前に売りたかったこと。2台のソニーα7Rを買った理由は、レンズは単焦点で行くことを決めたからです。レンズ2本を広角18mmと中望遠135mmにしてその落差を付けた絵を同時に撮りたい。それをスムースに行うには2台の同等の性能のカメラが必要なのです。ソニーα7Rに対抗できる他のカメラは無いから同じカメラを2台用意するしかないのです。現在のズームの幅は一本で広角から中望遠までカバーできない。1本のズームのカバーする範囲は、取るに足らない変化しか与えない、例えば大三元ズーム24-70mm。よってズームというのは当方にとって意味が無い(プロの実用を考えるとそのようなズームも大変意味があることは承知です)。当方にとってズームはフルサイズ換算で18-300mmまで1本でカバーできなければ意味ありません。それならコンデジの方がいい。ソニーDXC RX10, ツアイスレンズ、F2.8通し、24-200mmもいい(もうちょっと小さければ、サブに買いなのに)。
  昨日は、新宿御苑でソニーα7Rにコシナ・ツアイス50mm, F1.4を付けてみました。久々の明るいレンズのボケにこれもいいなと思いました。ペンタックス77mm limited F1.8もソニーα7Rに付けてみました。とても軽いが、面白いパフォーマンスが得られます。勿論、ツアイス・ディスタゴン18mmとニコンAF 200mm microも常連として付けています。ほら、面白いでしょう。数時間の新宿御苑の撮影で、4本の全く違った個性のレンズを使っています。実用のニコン大三元ズーム24-70mmF2.8一本よりずっと面白いと思いませんか。  
  さてこれからソニーα7R 2台体制はどのように推移して行くのでしょう。

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