小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その280 ただただ一心に撮る春の花

2024-04-08 15:17:23 | 写真日記
自然教育園日記 その280 ただただ一心に撮る春の花
2024-3-27
なぜかあんなにこだわっていたFujifilm GFX50SIIを手放す決心をしました。これだけやってFujifilm GFX100Sとの違いをつかめないなら2台持っている意味はありません。中判カメラ2台を持ち出すことは重すぎてこの歳ではもうできません。軽いSony alpha7CRがFujifilm GFX50SIIの穴を埋めてくれるなら、意地を張ってもしょうがない。Fujifilm GFX50SIIを売って、Sony alpha7CR用レンズ3本を買うことにしました。年相応の軽い機材へのシフトが始まったのです。
今日はSony alpha7CRの実力テストの続きです。マクロレンズでシンプルに、シンプルに、ただただ一心に、撮ります。
今日は当方の最も敬愛するマクロレンズZeiss Planar 100mm macroをSony alpha7CRにつけてじっくり撮ります。

Sony alpha7CR + Zeiss Planar 100mm macro


ラショウモンカズラ


シャガ


ニリンソウ


タチツボスミレ






カタクリ










ハナニラ

当方の敬愛するZeiss Planar 100mm macroはいいですね。Sony alpha7CRはちゃんとZeiss Planar 100mm macroのいいところを出しています。
こうやって格闘してみると、ヒントが浮かんできました。情報伝達をすてて、つまり花の全体像を伝えようとするのではなく、興味ある視点にフォーカスしてそこだけにしてしまう。何の花だかわからなくていいのです。
この写真クラブに入会する時から当方の目的として思ってきたことを、いよいよここではっきりと Nature Photograph as Abstract Art と言い切ってしまいましょう。 これで逃げられなくなりました。

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自然教育園日記 その279  スミレを追いかける

2024-04-02 18:39:34 | 写真日記
自然教育園日記 その279  スミレを追いかける
2024-3-15
今日はSont alpha7CR に Sony 70-200mm macroとSony/Zeiss Distagon 24mm


Sont alpha7CR + Sony 70-200mm macro

シャガが咲き始めました。
Sony 70-200mm macroはトリミング拡大してもこんなにピキピキの絵になるのだ!!もっとも今日はこれ以外のレンズはみなモニターごしにボケ狙いで、しかも手持ちのアクロバットアングル(無理な体制)で撮っているから、そうはピキピキにはなりようがないですが。
だけど次の日のFujifilm GFX100S + GF120mm macroと比べると Sony alpha7CRはピキピキ感が強いように思います。良いか悪いか?? なるほど、まずは完全にピキピキにするから後は撮る人が好きなように変えてくれというSonyさんの考えらしい。


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss Distagon 24mm タチツボスミレ

今年はスミレを中心に攻めます、と宣言はしたもののどうなりますか???


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss Distagon 24mm タチツボスミレ


Sony alpha7CR + Sony/Zeiss Distagon 24mm
カタクリの花が咲き始めました。

何か今年はおかしな花の咲き具合いですね。今のところ咲いている数本のカタクリは咲き始めからヨレヨレ。
温度が上がったり、下がったりで花も訳わからないのかもしれません。

2024-3-16
今日は
Fujifilm GFX100S + GF120mm macro 一本  はたして真打登場といきますか?





ニリンソウが咲き始めました。
今のところスミレは全てタチツボスミレ。 アオイスミレ、ケマルバスミレ、ツボスミレと続くはずです。












ヨレヨレのカタクリの花

スミレをどうやって撮ったらいいか本当のところ全くアイデアがないのです。ロープで区切られた場所にある小さな花です(たまにロープの外に咲くやつがあってこれがねらい目なのですが、まだない)。三脚をロープの内側に立てると園の人におこられるし、アングルも自由にとれない、いらない周りの草やしおれた花を除くのもおこられそうで出来ない。照明だって細心の注意をはらって他の花を傷めないように置かなければならない。ぼやぼやしていると花は終わりになってしまう。もっともつらいのは小さいからファインダーを覗いて撮れないこと。モニターごしではどうしてもこれはという写真にならない。とりあえずなんでもいいからどんどん撮ってみるつもりですが、先行き明るくない。小さな花と一人で格闘している図は滑稽と写るか、ご苦労さんと写るか。
2024-3-22
ふとこんなことを考えました。Fujifilm GFX100S とGFX50SIIが見分けられないくらいの画像を提供するなら、Sony alpha7CRがGFX50SIIと見分けられないくらいの画像を提供するなら、GFX50SIIの位置はSony alpha7CRで代替できる。GFX50SIIを手放して、カメラ機材を軽い方へ軽い方へとシフトさせる方針に従うとしたらどういう戦略があるだろうか?  その前にSony alpha7CRがGFX50SIIを本当に代替できるかテストしなければ。
今日は
Sony alpha7CR+Sony/Zeiss A-mount Sonnar135mm F1.8 接近撮影はEマウント用Extension tubeを使います。
Sony/Zeiss A-mount Sonnar135mm F1.8の素晴らしい能力をSony alpha7CRが生かせるか?





大丈夫Sony alpha7CRはSony/Zeiss A-mount Sonnar135mm F1.8の素晴らしい能力を生かせます。





水面から使える絵を切り出すこともできます。



Extension tubeを使った接近撮影は、残念ながら色にじみ寸前で、使える絵と使えない絵が生まれます(絞り開放か否かによるのでしょう)。これはFujifilm GFX + Extension tubeでも同じことでしょうがない。



今年のカタクリの花はなぜかどれもイジケぎみ。



後ろのスミレをいれたいが、Extension tubeを使うといくら絞ってもちょっと遠いと完全にボケてしまう。





今のところGFX50SIIの位置はSony alpha7CRで代替できると思います。GFXの絵はどっしりとしっとりとした構えで、Sony alpha7CRはピキピキの切れ味という違いはありますが。前者はGFX100Sに任せればいい。
Sony alpha7CRにプレ撮影と20コマ/秒の連写がつけば、Sony alpha1 バージョン2の登場を待つこともないのに。これからは年寄りらしく小さなカメラでシレッと撮る世界に入るのだろうな、きっと。それでも中判カメラの最小限の一式は大きなカメラと格闘した時代もあったという<思い出>に持っていようと今のところ思っています。


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