JR佐倉駅から車で約5分のところにある巨大スーパー(スーパーセンター)です。
売り場の面積は8000~1万平方m、休日は1日6000人以上の来客があり、ひとりあたりの平均買い上げ点数は20を超えるとのことです。
特徴は、店内(入口とレジ付近)に設置した(50台以上の)赤外線センサー(サーモセンサー)により客数データを割り出すシステム(注:英スーパー大手のテスコが700店舗に導入済み)に過去の客数データを組み合わせ、現在稼働中のレジ台数、15分後、30分後に必要となるレジ台数を予測し続けるシステムを導入し、ほとんどレジ待ちを起こさない運用を実現している点です。1台のレジに並ぶ客が2組以下となるように(“1+2”というルールで)レジ台数を決定しているとのことです。
導入前の日曜日では、1+2はわずか20%程度しか達成できていなかったようですが、この予測システムの導入で80%以上の達成率に向上したとのことです。待ち行列の解消は、顧客満足度の向上だけでなく従業員の満足度向上にも寄与したとのことです。