インターネットに接続された複数のコンピューターで情報を共有し、監視し合いながら、正しい記録をチェーンのようにつないで蓄積する方式です。
ブロック構造に構成されたデータが、チェーン(鎖)で連続的につながって、それぞれのコンピューターに記録されるようになっており、記録されたデータの書き換えは困難とのことです。即ち、記録されたデータの改ざんは難しいようです。
仮想通貨の「ビットコイン」など金融分野での活用が先行していますが、最近では、ブロックチェーンの前記のような特徴を生かし、金融以外の分野での活用も広がりを見せているようです。不動産などの分野でも導入事例が相次いでいるようです。
また、ベンチャー企業の「シビラ」(SIVIRA Inc.、2013年5月設立、https://sivira.co/index-ja.html#aboutus)では、ブロックチェーンを活用して、野菜の生産情報を管理する仕組みを構築したようです。消費者への安心の提供を目的に、ブロックチェーン上に、生産者の情報、肥料や農薬の情報、店頭への到着日時などを記録しているようです。消費者が野菜の包装資料につけられたQRコードをスマホで読み取ると、その画面上に生産情報がタイムラインとして表示されるようです。
シビラのニュースリリース(2017.3.25)のサイトは、https://sivira.co/pr/news/20170325-01-ja.htmlです。
関連ブログ(2017.1.29)は、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/f67e5031db5973ab4533075131a19689です。