システム開発の「NCD(日本コンピュータ・ダイナミクス)」(注:1967年3月16日設立)が、2017年8月21日にサービスを開始した、インターネット広告枠を売買できるサイトです。
広告主は、ネット通販サイトで陳列商品を購入するように、「アドプレイス」上で色々な媒体社が出品した広告枠を購入することができ、当該枠へ広告を掲載することができます。通常の広告出稿業務と比較し、契約から入金までのほとんどの手続きがこのサイト上で行えるようです。
広告主からすると、従来の自動配信方式で起こり得た、自分が意図しないような反社会的なサイトに掲載されてしまうというようなケースも防くことができます。一方、媒体社からすると、自社サイトの知名度のせいでPV(Page View)数が低く広告集めに苦労しているような場合、「アドプレイス」上で広告枠を売り込むことができるといったメリットが考えられます。
「アドプレイス」では、出品される広告枠を持つサイトの分野だけでなく、広告料金や掲載期間で広告枠を検索することもできるようです。
このサイトを運営するNCDは、手数料として広告料金の13.6%を媒体社から受け取るようです。
プレスリリース(2017.8.21)の内容のサイトは、http://www.ncd.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/press_20170821.pdfです。