人間が操作しない自動走行車とつながり安全な運行を支援するための道路インフラのことです。
どんなものかは、まだ固まっていないようですが、「コネクテッド・ロード」のイメージとしては、(1)道路標示材として自動運転のカメラやセンサーで認識しやすいものが使用されたり、(2)標識に、車だけが読み取りできる情報をスマートサインとして埋め込んだり、(3)交通情報をリアルタイムに伝送するビーコンが路側に設置されたり、などがイメージされたもののようです。
人間(ドライバー)が車を運転操作することを前提に実現されてきたこれまでの道路は、人間が信号機や標識などを目で見て判断するように出来上がっていると言われています。しかしながら、人が運転操作をしない自動走行車には必ずしも最適とは言えないようです。道路の標示材など自動走行車のカメラやセンサーではうまく認識できない場合もあるようです。
自動走行は車と道路がつながった1つのシステムと考えられ、安全走行を実現するためにコネクテッド・ロードが不可欠とも言われています。
なお、米スリーエムは、自動走行車が認識しやすい道路標示材を2019年に実用化する予定のようです。
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