俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

達磨市

2024-01-02 | 俳句・新年・人事

 

 

上州の青空となり達磨市

 

 

 

 

 

 

福達磨は開運や厄除けを祈念して、新年に神棚に飾る達磨をいう。

 

 

 

 

 

 

暮れから正月にかけて各地で達磨を売る市が立つ。

 

 

 

 

 

 

正月六~七日に群馬県高崎市の少林山達磨寺の境内に立つ達磨市は有名。

 

 

 

 

 

 

正月一日、二日に行われる高﨑だるま市を訪れた。

駅前の通りが会場となり、達磨市のほか多くの屋台やイベントスペースがあった。

朝曇っていたが、昼頃から晴れ、上州の青空が広がった。

 

 

 

 

 

練り歩くちんどん屋出て達磨市

 

 

 

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初詣・初景色・初空・初日・雑煮

2024-01-01 | 俳句・新年・人事

 

 

会釈してお神酒戴く初詣

 

 

 

 

 

初詣後に稲荷を拝しけり

 

 

 

 

 

畑道を歩く人らも初景色

 

 

 

 

 

今もある雑木の山や初御空

 

 

 

 

 

誰もゐぬ畑に遍き初日かな

 

 

 

 

 

母の味思ひ出しゐる雑煮かな

 

 

 

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猿回し

2023-01-08 | 俳句・新年・人事

 

 

猿回し猿の怒りを鎮めをり

 

 

 

 

 

 

新年の門付けの一種。

 

 

 

 

 

 

猿を背負って家々を回り、太鼓を打ちつつ芸をさせ、金品を貰い歩く。

 

 

 

 

 

 

猿と災厄を「去る」の音にかけての縁起で、厄難排除の祈祷を行った。

 

 

 

 

 

 

演技をしているときに、落ちていた薬のようなものを猿が拾い、食べようとしていた。

それを猿回しに取り上げられ、猿は歯をむき出してキイキイと怒った。

ただの猿に戻っていて演技を続けられないので、猿回しは猿を一所懸命になだめて怒りを鎮めようとしていた。

かなり長く続いたが、猿はようやく気を取り戻し演技を再開した。

 

 

 

 

 

仕舞には猿曳猿を抱きしめぬ

 

 

 

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獅子舞

2023-01-04 | 俳句・新年・人事

 

 

獅子舞の笛に釣られて観にきたり

 

 

 

 

 

 

獅子頭をかぶって舞う正月の門付けの一種。

 

 

 

 

 

 

獅子頭をかぶり、笛、太鼓、鉦などの囃子に乗って家々を訪れて舞う。

 

 

 

 

 

 

子供の頭を噛む真似などをして厄払いをする。

家ごとに初春を寿ぎ、ご祝儀をいただく。

獅子舞は二人立ちと一人立ちのものがあり、土地によって演じ方や曲目に特徴がある。

 

 

 

 

 

 

川越大師に詣でた帰り道、お囃子の音が聞えてきた。

その音に釣られて観にきたら、獅子舞であった。

 

 

 

 

 

獅子頭大人の髪も噛みにけり

 

 

 

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達磨市

2023-01-03 | 俳句・新年・人事

 

 

日面の呼び声盛ん達磨市

 

 

 

 

 

 

福達磨は、開運や厄除けを祈念して新年に神棚に飾る達磨をいう。

 

 

 

 

 

 

達磨はいわゆる目無し達磨で、最初に達磨の左目を入れて祈願し、願いが成就したときに右目を入れる。

 

 

 

 

 

 

暮れから正月にかけて各地で達磨を売る市が立つ。

これが達磨市で、正月六日~七日に群馬県高崎市の少林山達磨寺の境内に立つ達磨市が有名。

 

 

 

 

 

 

川越大師の達磨市を訪れた。

すると、日が当たっている売場の呼び声が盛んであった。

 

 

 

 

 

身の丈に合ふ福達磨求めけり

 

 

 

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