俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

案山子(かかし)

2010-09-08 | 俳句・秋・人事


手を広げ案山子は人に無関心

竹・藁などで作った人形で、鳥獣を追い払うために田畑に立てるもの。古くは鳥獣の毛や肉を焼いて串などに刺し、その悪臭をかがせて鳥獣の害を防いだことから、「嗅がし」といったのが語源という。色づいてきた稲の中に案山子が立っていた。観光客が往き来していても、人には全く無関心のように見えた。

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ  人気ブログランキングへ




踊つてゐるやうな案山子の男女かな


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ  人気ブログランキングへ


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする