俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

余寒

2014-02-20 | 俳句・春・時候




ゴンドラのすれ違ひたる余寒かな



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寒が明けた後になお残る寒さをいう。

「春寒」は立春が過ぎたがまだ寒いという語感があり、「余寒」は

「寒」に重点が置かれ、より寒さが強く感じられる。

ある低い山にロープウェイで上った。

途中、ゴンドラがすれ違うとき、余寒を感じた。






頂上の余寒のベンチ一家族






山にゐて山を眺むる余寒かな



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