俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

下萌

2014-02-11 | 俳句・春・植物




下萌や強き海風逃れきて



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春が立ち、地中から草の芽が萌え出ること。

草が萌え出ると、明るい春の到来を実感する。

《石(いは)ばしる垂水(たるみ)の上のさ蕨の萌え出づる春になりに

けるかも》志貴皇子(万葉集巻八春雑歌)と万葉のころから詠われ

た季題といえる。

強く吹く海風を逃れてくると、芝生は早くも下萌えで緑の部分が多く

なっていた。





下萌の芝に佇み港町



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