俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

青無花果(あおいちじく)

2014-07-28 | 俳句・夏・植物




青無花果そば屋探して歩きけり



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クワ科の落葉小高木。

栽培果実としては世界最古。

果実の成熟は年二回。

夏果と秋果があり、前者は前年の幼果が越冬し、夏熟するもの。

その熟する前の実が青無花果。

後者は秋熟するもの。







長良川鉄道の一輌電車に揺られて岐阜県の関駅まで行った。

駅前で昼食を摂ろうと思ったが、喫茶店が一軒あるだけで食事ので

きる店が全くない。

そこで止まっているタクシーの運転手に蕎麦屋があるか尋ねたとこ

ろ、歩いて十分ほどのところにあると言われたので、歩き始めた。

すると、道端に青無花果が生っていた。

熟したら美味しくなるだろうと思った。







蕎麦屋はほどなくして見つかった。

笊蕎麦が八百円と少々高かったが、細めでしっかりとした歯ごたえ

があり美味しかった。

後で人に聞いたところ、有名な店で、店主が蕎麦の種を撒くところか

ら全て自分で行っているということであった。

有名な書家や俳人もよく来る店とのことでもあった。






青無花果旅にしあれば足軽く



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コメント
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