
達磨市つり五百万と宣ひき

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縁起物の達磨を売る市のことをいう。

歳末から、新年、三月頃まで各地の神社仏閣に
市が立つ。

達磨は「福達磨」といわれるもので、新年に開運
厄除けを祈願して神棚に飾られる。

当初は両目とも白で、片方の目を願い事をかけ
ながら墨で塗る。
願いが叶ったときにもう片方の目を墨書する。

達磨市で福達磨を買った。
小さいもので、値段を聞くと千五百円という。
二千円を渡すと、「はい、五百万」と言っておつりを
渡された。

目を入るることの楽しや福達磨

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