水仙や明日見る如く前向きて
ヒガンバナ科の多年草。
地中海沿岸原産。
関東以西の海岸近くに自生するが、観賞用として庭に植えられ、切り花としても用いられる。
葉の間から花茎が伸び、その先に数個の白花を横向きにつける。
花の中心に黄色い副花冠がある。
福井県の越前岬や静岡県伊豆の爪木崎は群生地として有名である。
水仙が咲いていた。
その花は明日を見つめるかのように、しっかりと前を向いていた。
人影のなき水仙に夕日かな