俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

返り花

2023-11-27 | 俳句・冬・植物

 

 

返り花堤の道の明るくて

 

 

 

 

 

 

初冬、小春日和のようなときに、春に咲く草木が季節外れの花を咲かせることをいう。

 

 

 

 

 

 

主に桜についていうが、躑躅、山吹、蒲公英などにも見られる。

大体がぽつぽつと咲き数が少ないので、花の盛りの頃と比べると一層さびしげである。

 

 

 

 

 

 

和歌や連歌の題にはなく、俳諧になって詠まれるようになったという。

「狂い咲」「忘れ花」などともいう。

 

 

 

 

 

 

川堤の道は明るい。

そこに木瓜の返り花が咲いていた。

 

 

 

 

 

凡庸といふ生き方や返り花

 

 

 


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