毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「江西財大日本語学科卒業生が日本に出張」2014年8月27日(水)No.975

2014-08-27 21:08:40 | 中日(日中)関係

今年6月に江西財経大学日本語学科を卒業したばかりの夏斐さんが、

就職した会社から早速日本に研修命令が出て、7月、日本の東京にやってきた。

生まれて初めて見た日本は、夏斐さんの目にどう映ったか、

メールで知らせてくれたのでご紹介しよう。

日本に住んでいる者にとっては当然と思えることが

外国人にとっては往々にしてそうではないことに気づかされる。

世界は広い。生活の条件(様態)も様々だ。

そして、そのこと自体に優劣はないと考えるべきだ。

自文化中心主義は戒めたい。

夏斐さんは、心を開いて日本を味わってくれたようだ。

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↓日本で初めての夕食。

 

 

本物の日本体験が終わりました。

日程は、7月20日武漢から上海まで、上海で一泊しました。

7月21日に上海から全日本空輸株式会社の飛行機で成田空港に到着しました。

7月22日から7月30日まで(週末以外)神奈川県海老名市のホテルに泊まっていました。

7月31日に成田空港から上海まで帰国しました。

今回の研修は、先輩の出産期が近づいており、

会社も若者の新人育成を願っているので、

通訳者として貴重な機会を得たのです。

研修の目的はうちの会社の親会社のA精工(株)から、

技術と管理についての知識・経験を学ぶことです。

 

初めて日本に到着したとき、親会社の担当者が空港にお迎えに来てくださり、

その足で海老名のホテルに向かいました。

途中でいろいろなことを交流しましたが、

緊張もしていたし、先生より担当者の方が早口で、

本当に聞き慣れませんでした。

私は次の日の会議が非常に心配になりました。

 

仕事の始めは順調でしたが、

支社の所長を紹介していて感じたのは、

日本語を中国語に訳すことは易しいですが、その逆は本当に大変だということです。

仕事は生産現場での見学が多いので、少しリラックスしました。

「知識はここぞという時にこそ、初めて足りないと悔やむのだ」という諺があります。

日本に居たときはずっと

(大学でもっと努力していれば、こんなに恥ずかしい思いをしないでも済んだかも知れない)

という気持ちでいっぱいでした。

 

親会社の営業部には中国人の社員がおり、研修のときはずっと手伝ってくれて、

非常に感激しました。

自分も毎日、何時になっても、必ずその日の専門用語などのことを復習してから寝ました。

これからも一生懸命勉強していきます。

今度の研修はいろいろ痛手を受けて、いい勉強になりました。

 

日本のいいこともいろいろ自ら体験しました。

一つは、日本人の男性は本当にやさしくて紳士だと思います。

(自動車産業なので、男性が多いです)

いつも礼儀正しくて、新人のことを理解して、

いろいろ助けてくださったことを心に銘記しています。

二つ目は、日本人はいつもほかの人に迷惑をかけないという気持ちを持っていることです。

例えば、デパートで後ろに人がいるのに気づかないで、狭い通路に長い間立っていても、

後ろの人はずっと黙って待っていることは本当に気に入っています。

三つ目は、日本の環境は本当にきれいだということです。

仕事に関係あるところは倉庫まできれいに片付けて、

日常生活の中で見るところは全部きれいだと思います。

道もきれいで、悪い道はほとんどないです。

どこのトイレもきれいで、それも最高です。

四つ目は、日本の日常生活を網羅するものは全部安全です。

女性の化粧品も薬と同じく検査した後に売られているし、

食品も添加剤無し、賞味期限が短くて、水道の水もきれいです。

いろいろ体験して、最後のときは本気で帰りたくなかったです。

 帰りたくなくても、帰らなければならないですね。

 

↓土曜日、初めて日本の電車に乗った。

 

↓秋葉原の道端でカッコいい男の子と。

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コメント (4)
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