7月のガザ侵攻以降、twitterやfacebookを使って
ガザから世界に向けて何万もの発信がなされた。
イスラエルによって閉じ込められた壁の内側のガザの人たちの
JUSTICE(正義)を求める声は、瞬時に世界中に届けられた。
しかし、残念ながら中国では金盾という情報検閲制限システムがあり、
twitterもfacebookも(もちろんYou Tubeもニコニコ動画も)
普通にしていたら見ることができない。
国民の知る権利が制限されていることは本当に残念だ。
ガザの人々の声はどれくらい中国でキャッチできているのだろう。
せめて、このブログで中国の日本語が読める人々に
少しでもガザの生の声を伝えられたら……と思う。
「オンラインによる化け物退治隊‐ガザスタイル‐
Online troll-beat-up squad , #Gaza style」
Ⅰ投稿者Belal Dabour :ガザに住むパレスチナ人医師。夜更かし家で本の虫。 2014年8月28日
彼ら・彼女らはイスラエルの爆弾が1分おきに落とされているときも、
殺戮の恐怖と闘いながら世界に状況を発信していた。
アメリカ的に言ったらガザのヒーローたちだ。
Ⅱ投稿者Ali Abunimah:電子インティファーダの共同設立者であり The Battle for Justice in Palestineの作家。 08/26/2014 - 21:22
http://electronicintifada.net/blogs/ali-abunimah/israel-lost-war-gaza-struggle-justice-goes
「イスラエルはガザでの戦闘に敗北した。しかし私たちの正義のための闘争は続く」
パレスチナの人々は8月26日に永続的停戦の知らせを祝って、ガザ市の通りに繰り出した。
51日間に渡って昼夜続いた、イスラエルによる情け容赦ない大量殺戮と破壊は終わった。
実にイスラエルは、1993年のオスロ合意以来、
パレスチナとサインした約束合意をほとんど毎回破るという歴史を持つ。
イスラエルはパレスチナレジスタンスとの2012年11月の停戦交渉で、
ガザと外界との交流を隔て妨げていた壁を開くことに同意したが、
その約束も取り消した。
今回また約束を反故にした場合、
どんな高い代償をはらうかイスラエルは知っているはずだ。
昨日のガザ、シュジャイヤ地区の子どもたち。
「先生、世界の生活を教えてください!Teach the world life,Sir!」と明るく叫んだ。
「『目を開けてくれ!息子よ!』
ガザの殺された子どもたちは、一人だとてただ数字だけの存在ではない。
“Wake up, my son!” None of Gaza’s murdered children are just numbers」
Sahir Salman Abu Namous はもうすぐ5歳になるたった4つの子どもだった。
「彼を見たらだれでも好きになるんだ。なぜなら彼はいつもニコニコしているからさ」
親戚のディア・マフムッドは思い出を語った。
左がSahir Salman Abu Namous。ただ遊ぶのが大好きな幸せな子だった。
一か月前、Sahirは死んだ。
彼はお母さんの傍で遊びながらニコニコ笑っていた。
その時、ミサイルの破片が彼の頭を裂いてしまった。
お父さんは彼を抱いて病院に走った。
「目を覚ましてくれ!息子よ!お父さんはお前におもちゃを買ったから!」と叫びながら。