去る8月15日、マレーシアの第2次世界大戦歴史研究会というところが、
平和憲法を守るために活動している全ての日本人に
「第一回アジア平和賞」を授与してくれたという。
(うわーい!それって私も入るよね。うれぴー)
第2次世界大戦で、日本はマレーシアにも侵略の歩を進めていった。
私の若い知人でマレーシア人の留学生と結婚した女性がいるが、
彼女は夫と知り合った時、
「1945年8月、日本に原爆が落とされて本当に良かったと思う。でないと、
マレーシアはいつまでも日本に蹂躙されたままだったんだ」
と言われてショックを受けたと聞いたことがある。
そんな歴史的関係を持つマレーシアだから、日本の平和憲法を評価しているんだと思う。
イラクでも「日本には平和憲法があっていいね。絶対戦争しないんだものね」
と、日本を良い国だと思う理由の一つに「日本国憲法」をあげる人が多いと、
高遠菜穂子さんがNHKの「ラジオ深夜便」で話していた。
NHKをはじめ、日本の大手マスコミ、メディアはこの「平和賞授与」ニュースを
なにゆえ大々的に報道しないのか。
(写真・記事はrecordchina)
第1回アジア平和賞、受賞は「平和憲法を守る活動を続けるすべての日本人」 http://www.recordchina.co.jp/a92872.html
2014年8月15日、新華社によると、第1回「アジア平和賞」に、
平和憲法を守る活動を続ける全ての日本人が選ばれた。
主催するマレーシア第2次世界大戦歴史研究会は、選考理由として
戦争防止や世界の平和維持に貢献したことを挙げた。
反戦活動家の石垣義昭氏と星野恒雄氏がクアラルンプールで同日、
代表して賞を受け取った。
石垣氏は「平和を愛する世界中の人たちとともに日本の平和憲法を守っていきたい」と述べた。
また、「安倍内閣は民意を無視し、独断専行で集団的自衛権の行使容認を決めた。
これは歴史の流れに逆行する行為だ」とも語った。(翻訳・編集/NY)