毎日、ファクトチェック(事実かどうかの検証)をしないと、
嘘に飲み込まれてしまう今の政治・・・・・・。
(ほんま、嘘が多すぎるから時間かかるわ)。
さて今日は、一昨日1月6日の日曜討論(NHK)でのアベ首相発言
「(土砂投入地域の)サンゴは移しております」について
検証・反論している琉球新報の今朝の記事を一緒に読んでみましょう。
もちろん、これもファクトチェックの対象として
事実かどうか分析し、判断しなければなりません。
頼りにするのは自分の頭です。
琉球新報が断言していることは沖縄県水産課などで裏を取ってのことでしょうが、
もし、心配なら自分で沖縄県水産課に質問するのもいいと思います。
それほどまで、「事実か否か」は大切なことなのです。
嘘八百で政治をやられた日には
日本はとんでもない低レベルの野蛮国に成り果てます。
そして、もう、かなりそうなっているのも事実です。
(記事は琉球新報のですが、写真はあちこちからお借りしました)
↑これは沖縄タイムスの写真↑
辺野古埋め立て
首相が「あそこのサンゴは移植」と発言したが・・・
実際は土砂投入海域の移植はゼロ琉球新報2019年1月8日 05:00
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に伴う埋め立てに関し、安倍晋三首相は6日に放送されたNHKのテレビ番組「日曜討論」で事実を誤認して発言した。
安倍首相は「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移植している」と述べたが、現在土砂が投入されている辺野古側の海域「埋め立て区域2―1」からサンゴは移植していない。
埋め立て海域全体では約7万4千群体の移植が必要だが、7日までに移植が終わっているのは別海域のオキナワハマサンゴ9群体のみにとどまっている。
沖縄防衛局は、土砂投入の海域付近にあった準絶滅危惧のヒメサンゴ1群体を当初移植する方針だった。
県から移植に必要な特別採捕許可が得られなかったことから、特別な装置を用いてサンゴを囲み、移植を回避するよう工法を変更した経緯がある。
首相の発言について玉城デニー知事は7日、ツイッターに「安倍総理…。それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません。だから私たちは問題を提起しているのです」と投稿した。
サンゴの生態に詳しい東京経済大学の大久保奈弥准教授は「発言は事実と異なる。サンゴを移植しても生き残るのはわずかで、そもそも環境保全策にはならない」と指摘した。
沖縄防衛局は、サンゴの移植は1メートル以上の大きさを対象とし、1メートルより小さいサンゴは移植していない。
これまでに移植したオキナワハマサンゴ9群体はいずれも「埋め立て区域2―1」ではない場所に位置していた。
移植に向けて沖縄防衛局が県に特別採捕許可を申請している約3万9千群体のサンゴも現在の土砂投入海域にはない。県は申請を許可していない。
首相は「砂浜の絶滅危惧種は砂をさらって別の浜に移す」とも発言した。沖縄防衛局の事業で、貝類や甲殻類を手で採捕して移した事例はあるものの、「砂をさらって」別の浜に移す事業は実施していない。
ーーー琉球新報のこの記事 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-858199.html?fbclid=IwAR1M3T3Za9Rl1ef6dCHCrHP6r3I71aHYIadrSR60Gfrp_uTkBsdGme35QmA
さらに琉球新報は安倍首相の発言全文を下に載せています。
この発言でおもしろいのは、
今まで「日米合意で」普天間基地の代わりの辺野古と言っていたのが
さりげなく、誰が決めたか主語を言わなくなっているということです。
アメリカから「辺野古に決めたのは、日本政府であって、アメリカは関係ない」
と注意された可能性大です。
「辺野古移設に関する安倍首相発言全文」2019年1月8日 11:32
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-858344.html
↓沖縄の軍事基地建設ストップ!米大統領への署名はこちらから↓
ニュース:ホワイトハウスから署名発案者のロバート梶原さんに連絡があり、「この署名は大統領が返事をする日までオープンします。これからも署名活動は続けられます」とのこと。8日午後2時現在199,945 筆で、第5位ですので、これから第4位(22万署名)目指していきましょう。何故ならば、この署名サイトで常時掲示されているのは第4位までなのです。