1月15日の夕方関空に着いてシャトルバスで梅田へ行き、
そこから自宅までタクシーで帰りました。1700円ぐらいです。
けちな私は数年前まで、
お土産でずっしり重い特大スーツケースとキャリーバッグを引き摺って
阪急電車で180円の最寄の駅まで行き、
地面を引き摺る騒音を気にしながら
10分ほど歩いて自分のマンションに戻っていました。
しかし、もう止めました。
(1700円の贅沢に引き合う仕事を自分はしてきたのだ)と思うことにして。
それでね、
マンション傍のスーパーが開いている時間帯だったので晩御飯を買おうと、
そこでタクシーを降りたんです。
入り口近くに人参がてんこ盛りされていました。
↑この人参の山、皆さんはどうお感じになるでしょうか。
ここ1年以内、ふと人参が好きになって、
中国でも1週間に1度は人参を買うようになっていた私は、
今回日本のスーパーの人参を見て、
突然、胸が詰まったのです。
日本では人参がこんなふうに、工場生産の製品のように
一律に袋詰めされて積み上げられているということに
今頃初めて気がついたのです。
土なんかどこにも付いていません。大きさも実に均等です。
葉はみごとに首根っこから切り落とされて……。
ギリギリ過ぎて人参本体まで切られているのもあります。
(ここまでするか!)と憤怒の情が湧きましたよ。痛いがな!
ちなみに下の写真は中国の店の人参の葉の切り方です。
こんな状態で売られているので
人参は植物なんだ、と実感が湧きますよね。
葉っぱもまた出てきます(中国のにんじん)。
(日本の人参の葉は再生できるだろうか。多分だめかも……)と
悲しい気持ちで、それでも水につけてみました。
す、すると!
↓18日昼の人参です。
15日の夜から2日半で上の二つにほら、変化が見られます!
下の2枚の写真はさっき撮ったものです。
6日間で芽を出しました。
えらいぞ、日本のにんじんも!!!