毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「日本に帰った夜のスーパーの人参」No.2809

2019-01-21 23:45:59 | 自然

1月15日の夕方関空に着いてシャトルバスで梅田へ行き、

そこから自宅までタクシーで帰りました。1700円ぐらいです。

けちな私は数年前まで、

お土産でずっしり重い特大スーツケースとキャリーバッグを引き摺って

阪急電車で180円の最寄の駅まで行き、

地面を引き摺る騒音を気にしながら

10分ほど歩いて自分のマンションに戻っていました。

しかし、もう止めました。

(1700円の贅沢に引き合う仕事を自分はしてきたのだ)と思うことにして。


それでね、

マンション傍のスーパーが開いている時間帯だったので晩御飯を買おうと、

そこでタクシーを降りたんです

入り口近くに人参がてんこ盛りされていました。

↑この人参の山、皆さんはどうお感じになるでしょうか。

ここ1年以内、ふと人参が好きになって、

中国でも1週間に1度は人参を買うようになっていた私は、

今回日本のスーパーの人参を見て、

突然、胸が詰まったのです。

日本では人参がこんなふうに、工場生産の製品のように

一律に袋詰めされて積み上げられているということに

今頃初めて気がついたのです。

土なんかどこにも付いていません。大きさも実に均等です。

葉はみごとに首根っこから切り落とされて……。

 ギリギリ過ぎて人参本体まで切られているのもあります。

(ここまでするか!)と憤怒の情が湧きましたよ。痛いがな!


ちなみに下の写真は中国の店の人参の葉の切り方です。

こんな状態で売られているので

人参は植物なんだ、と実感が湧きますよね。

葉っぱもまた出てきます(中国のにんじん)。

 

 

(日本の人参の葉は再生できるだろうか。多分だめかも……)と

悲しい気持ちで、それでも水につけてみました。

す、すると!

↓18日昼の人参です。

15日の夜から2日半で上の二つにほら、変化が見られます!

 下の2枚の写真はさっき撮ったものです。

6日間で芽を出しました。

えらいぞ、日本のにんじんも!!!

 

コメント (5)
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