毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「来たぞ、天津」No.2803

2019-01-14 23:21:22 | 中国事情

夜7時10分、初めての天津に着きました。

河南省鄭州空港を午後5時35分に出たので1時間半の空の旅、

寝て起きたらもう着いたという感じです。

「天津は狗不理包子が有名ですよ。必ず食べてください」

と教え子の余立君さんから言われていましたが、

ホテルに直行したので包子(肉まん)にはまだお目にかかっていません。

明日のお楽しみです。(写真は全部ネットから)


天津濱海空港は歴史が古く1950年8月にオープンしたそうです。

国内線に着いたせいか、人もそう込んでいなく、

静かで落ち着いた空港だという印象でした。

空港職員1人、ホテルの従業員2人と

言葉を交わしただけですが、淡々として出過ぎず、引き過ぎず、

自然体の応対でした。

(空港に近いホテルだから嫌がるだろうな)と思ったタクシーの運転手は

これまた淡々と、親切でも不親切でもないレベルで、15分乗って34元でした。

鄭州のタクシーは料金表示を客の目から隠したりしましたが

ここではそれもありませんでした

ということで、私の天津初印象はなかなかいい感じです。


実は、天津は私の両親が1946年2月に山東省から日本に引揚げる時、

この天津の港から出港して博多に向かったところなのです。

70年前の両親の行程を飛行機ではあるものの、ほんのちょっぴり辿り、

生前(また中国に行きたいなあ)と言っていた母を想います。

戦争に駆り出され、兵士として為したことも、引揚げの経験も

一切話さなかった父、

逆に些細な事実を私によく話してくれた母、

新婚生活の4年間が侵略した先の中国だった二人の生活を

もっと根掘り葉掘り聞いておくのでした。

後悔してももう取り返せません。


文と写真が全く噛み合っていませんが、

せっかくですので御紹介しますね~。


 

コメント (4)
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