今日の菏澤学院キャンパス。
右手前はナンテンの茂みです。
ナンテンの葉の色がこんなに変化に富むとはここに来るまで知りませんでした。
9月は新一年が入学してきます。
ずらりと並ぶテントはスマホの申し込み用の店です。
中国移動が幅を利かせていますが、午後2時前は昼寝時間帯なので
学生はほとんどいません。
以前このブログでも、「中国の学生とメールなどで交流しませんか」と、
呼びかけていましたが、
何人もの方が協力してくださって、今学期から始められるようになりました。
先学期末に旧2年生にその話はしていたのですが、
まさか実現するとは思っていなかったようで、
水曜日に具体的な話をすると、みんな、
「え!あの話は本当だったんですか」と一瞬たまげた顔をしましたが、
「3年では『日本社会と文化』という科目もあるし、
メールで日本のことをいろいろ聞くチャンスですよ。」
と私が言った時には既に、やる気ムンムンになっていた新3年生です。
失敗を恐れない、前向きないい雰囲気のクラスです。
初めて、全く知らない人に日本語でメールを書くので、
最初だけ私が「初めての挨拶・参考例」を示しましたが、
さあ、どれほど参考にしたかは分かりません。
早速日本に送って、もう返事が来たと言う学生もいます。
こうなったら、私はただ手をこまねいて見ているだけです。
今日は午前中で授業が終わり、
またまた引っ越した日本語学科教研室の片付けと掃除に行きました。
五階→一階→五階→四階と、
これで連続3年目の引越しです(もはや‘流浪の民’です)。
しかも、引越し先は毎回、何年も使っていない部屋ばかりで、
汚さは尋常でなく、最初見たら怒りで涙が出そうなところです。
ちょうど中国人老師も一人来ていらっしゃったので二人で、
「日本語学科が弱小学科だからって、いつもこんな目に遭わせられるんです」
「ホント、頭にきますよね」と
ブツブツ文句を言いながらも、せっせと片付けて、うず高く積もった埃も拭き、
人間が居られる場所にしました。
掃除しながら3年の「メールde交流」の話になると、
「僕もぜひ日本の方とメール交換して、最新の日本事情を知りたいですよ。」
とおっしゃるではありませんか。
私はすばらしい先生のいる学校に来ましたよ。
さあ、またメール相手を探さなければ・・・・・・。
いよいよ始まりました。大学生3年とは言っても、日本語に関してはまだたった3年目、大学での授業は実質1年半しかしていません。例えれば「すごい勢いで成長するよちよち歩きの子ども」のようなものでしょうか。
ときどき、と言うか、しょっちゅう、(この子は何が言いたいのだろう)と、解読困難な文に遭遇することもあると思います。クイズに挑戦するようなものです(笑)。
幼い子どもを託す気持ちですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
新しいことに出会えようとは思ってもいませんでしたけれど、何かしたい!と思っていましたので、うれしい限りです。
いつまで出来るかわかりませんが、できるがぎり続けますね。