ALCO MODELS の SW1

↑KUMATA / ALCO MODELS　のSW1

遠い昔に日本のクマタが製造して米国に輸出した模型です。

ブックマークさせていただいているワークスＫさんのブログでヲルサーズのSW1の紹介があり、私のページにもリンクしてくださいました。
そのコメント欄でアルコモデルの模型についても言及されていたのを見て、持っていたことを思い出しました　（笑

箱の底には最初に購入した人が書いたと思しき文字が・・・ MARCH 1971 $42.50
30数年ぶりに里帰りしたと言うわけです。

几帳面な米国人モデラー様が大切にしていたのでしょう。
模型と一緒にALCO MODELS のギャランティーを記した紙も入っていました。

サイドから見ると標準のフレームと短いフード＋キャブの対比が面白いです


私はこれをPRRのES-6にするつもりで買ったのですが、ちょっと問題がありました。
ヘッドライトが2ビームなのはロストワックスパーツに交換できるのでたいした問題ではありません。
それよりもフードがキャブに向かって傾斜している部分が段付。
キャブフロントウインドシールドは（アーチでなく）四角形。
PRR的にいうと前期型（1942-1948年）と後期型（1949-1950年）のデザインが混在した困った模型だったのです。
実はパサディナの模型屋さんの文字だけの中古リストを見て買ったため、到着するまでこういうスタイルだとは思わなかったのでした。

リアエンド　なかなかハンサムです


台車間にラインシャフトが在る、いわゆるタンクドライブ。


ギアタワーはキャブ側にあり、ボルスターは台車中心から外れています。
ユニバーサルジョイント位置をなるべく外側にしたい苦肉の策といったところです


フロント側のヘッドライトは少々曲がって付いています。


次回に私が改造したSW（もどき）と並べて対比したいと思います。