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詩集




娘からバレンタインのプレゼントをもらった。


萩原朔太郎の詩集だった。

わたしは朔太郎のファンではない。いや、全然。
が、娘は本の装丁や、内容の漢字とひらがなの混合具合、余白の具合などを見て、「ママはきっとこの本が好きに違いない」と思ったのだそうだ。

9歳にしては幼いのか。
あるいはわたしの好きそうなものをさすがによく知っている、と言うべきか。



ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し


を朗読してやったら、「ママ、いつもパリに行ってるじゃないですか」とつっこまれた。



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