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Brugge Style
愚痴(なので見ざる言わざる聞かざるでお願い)
「ご苦労様です」
あるお役を引き受けた時、受け取ったメールの多くにこう書いてあった。
ええ、みなさんわたくしより若くていらっしゃるのだ。
確実に(笑)。
...めっちゃ腹立つねんけど!(笑)
どなたも悪気はおありでないと思う。単に「ご苦労様」というフレーズの意味合いをご存じないのであろう。
「実はモエさんをめっちや見下しているってことをモエさんに知らしめるためにここで変化球的にアピール」
などとは考えていらっしゃらないと思う。
もし考えていたとしたら、なかなかワルい人だ(笑)。
「お疲れ様です」
あるいはあっさり「ありがとう(ございます)」でいいのに。
たとえわたしが彼らよりもあきらかに立場が下で、あきらかに若輩者だとしても、役を努めている者に対して「ご苦労様」などと偉そうな言い方はしないのが大人である。
個人的には「ご苦労様」は家庭で子どもに使用する以外には使わない方が無難だと思う。脇が甘すぎる。だって、目上目下って年齢と見た目だけじゃないし...危険すぎ。
こういうことを言うと
「感謝の気持ちがこもっていたらそれでいい」
などとおっしゃる方がある。
言葉は社会的な物だ。
社会的に意味が決定されるのであって、言葉を使う本人同士がそのつど決定する訳ではない。
もし「わたしが決める」と考える方がいらっしゃったら、かなり単純な社会に生きておられる幸福な方、と言うほかない。
第一、社会的に意味が決定されているからこそ先達は「敬語」などを発明したわけだ。わたしみたいな口うるさいおばちゃんをいちいち怒らせていたら身体ももたないからだ。
敬語ではないが、
「こんにちわ」
を撲滅したいわたしである。こちらはそういう運動がネット上にあったな...10年ぐらい前だけど(笑)。
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