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Brugge Style
エンジェル
わたしには女性に一目惚れした経験が何回かある。
突然何を言うとお思いでしょうか。
こんなことが書けることこそがブログの素晴らしい所以だと、今、確信した(笑)。
一度目は高校時代に予備校で。
いつも眉間に皺を寄せた美女がいた。わたしは同じ教室で彼女のことを盗み見していたと思う。記憶にはないが、いかにもわたしがやりそうなことなので(笑)。
彼女は「男に頼りたくないのよね」と公言していて、ある時、大学に行くのは止めて看護士を目指すと宣言し、予備校には来なくなってしまった。
他にもこの(六甲にあった)予備校には魅力的な女の子がたくさんいて、女子校育ちのわたしは共学の女の子のチャームにいつもデレデレだった。
二度目は学部生の頃。
友人に誘われてイベントコンパニオンのバイトに行き、一目惚れ。同い年の彼女からはまったく子どもっぽさと脂気が抜け切っていて(19かそこらで!)、でも綿菓子のような雰囲気が漂う「ええ女」だった。彼女のささやくような話し方に骨抜きにされながらも、イベントコンパニオンはすぐに止めてしまったので、彼女とは会えなくなった。
三度目。
何年か前、友人が、たまたま日本から遊びに来ていた彼女の友人を引き合わせてくれた時。人魚姫のような人だった。それからしばらく彼女のことを考えるたびに、ストーンズの「アンジー」が頭の中で鳴り続けた。彼女は空から降りてきたエンジェルだった。
わたしがもし男だったら、彼女らをベアトリイチェやラウラのように神格化して詩を書くような、当世においては気持ち悪いの男(ストーカー系?)になっていたかもしれない(笑)。女でよかった。
今日、車のラジオからアンジー(名曲ですな!)が流れてきたのでこんなことを思い出して一人笑いしていたのである。
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