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Brugge Style
今年も恭しく食事を楽しみたい

日本のお正月のしつらえは特に美しいと思うので、たとえ不自由があっても我流であっても、意地で準備したいと思っているのだ。
お重も持ってるし!
食べることも、食にまつわる卓のしつらえや、見立て、そういうものすべてが好き。なんせ床の間主義者なもんですから。
2016年は12月に一時帰国したこともあり、家族や友達が持たせてくれた数の子も小布施の栗かのこもあったので、準備するのは楽勝だった。
ベルギー人家族に一番人気はカラスミ餅(からすみをおろして焼き餅にまぶしたもの。神戸の「植むら」さんで頂いた、からすみおこわの再現ができたら最高だったのだが)と、デザートの酒粕ムース(大阪の「ながほり」さんで頂いたのを再現)だった。
以下、来年のためのメモとして残しておこうと書き留めた。なぜなら家族に対する説明と食欲に執心で肝心のおせちの写真がないから!(右上の写真はおせち料理明けの日の夕食。鴨胸肉を乾燥イチジクとポロ葱のペーストを塗って焼き、カシスと赤ワインのソース、きのこのソテー、洋梨をキャラメリゼして中にロックフォールチーズを詰めて焼いたもの、ローズマリー添え)
おせちオードブルに用意したのは全部ごく少量、
黒豆(びん詰め)
松前漬け(キット使用)
田作り(キット使用)
栗かのこ(小布施のおせち用)
鮭と昆布のミルフィーユ(レトルト)
銀杏(真空パック)
ごま豆腐(レトルト。残念ながらあまりおいしくなかった)
蓮根ゆず酢漬け(大安のレトルト。常温で保存できますと言われ、大量に購入)
数の子
からすみ餅(からすみは九州のお土産)
酒粕を使って生クリームのムース(酒粕、常温保存できるのがあるんですね。友達が探し回ってくれた)
ここまでが日本から持ち帰ったもの。
以下、こちらで調達したもの。
なます
鴨の八幡巻き
手長海老

いくら(ロンドンで買ったびん詰め)
ローストビーフ(50日乾燥熟成ビーフで)
フォアグラのパイ包み
雑煮(うちは伝統的におすまし仕立て)
来年の準備にもうすでに妄想が膨らむ...
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