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Brugge Style
la goccia@petersham nurseries covent garden
リッチモンドにある、おしゃれで有名なピーターシャム・ナーサリー(園芸店)が
ロンドンのコヴェント・ガーデンに出店し
飲食部もメイン・ダイニングとカジュアルなレストラン(この2つがかなり広い)と
カフェ・グローサリーの3本立てで完成した
夜に出かけたメイン・ダイニングThe Petershamも良かったが
今年の英国の夏はなかなかお天気がよく、テラス席でリラックスした食事をするため
今週は2日続けてカジュアル・ダイニングのLa Gocciaに行ったほど
食材の新鮮さと適切な処理、そして食材自体に味がある(!)こと
値段のリーズナブルさに感激
だってここはロンドンだもの...
ロンドンのレストランは最初よくても
びっくりするくらい急にクオリティが変わることが少なくないので
どうぞ早めに
ちなみにわたくし、このズッキーニのフライが大好物
この後、シャネルのカウンターで隣り合わせた
75歳だとおっしゃる上品なアメリカ人マダムが
サブリマージュをシリーズでおもしろいほど爆買いしていらして
「美肌の秘訣は揚げ物を食べないこと炭酸飲料を飲まないこと
水をたくさん、たくさん、たくさん飲むこと」と
なるほど彼女はものすごいナチュラルな美肌の持ち主だった
シャネルは彼女を宣伝にしたら効果があるのでは?と思うほど美肌
ご子息は55歳だそうで、そりゃカップルに間違えられるかも
そんな秘訣を明かされても、
わたしはズッキーニフライを食べるのは絶対にやめられないだろう
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ショパンのいちごタルト
ショパンを聞かせて育てたいちごで
カスタードクリームと生クリームのシンプルなタルトが辛うじてできた
というのは、いちごの収穫は鳥とのバトル
彼らのせいでなかなかまとまった数が採れないが、鳥よけはしたくない
わたしが喜んでいるのと同じくらい、鳥も喜んでそうなので...
毎朝、ご機嫌な歌を聞かせてもらっているし
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紫陽花 runaway bride snow white
毎年5月、王立園芸協会(RHS)主催「チェルシー・フラワー・ショー」が開催される。英国で最も権威のある園芸イベントだ。
世界中の園芸トレンドに影響を与え、庭仕事好きの英国人を熱狂させるこのショー、今年は滋賀県で新品種の開発をされている坂嵜潮さんが交配した紫陽花が、最優秀賞を受賞したそう。
Runaway Bride Snow White
なんと美しいんでしょうね!
一般に販売が始まり、枝垂れる紫陽花が大好きなわたしも早速注文した。配達は秋。
(写真は注文先のwww.crocus.co.ukから)
枝垂れる紫陽花はブルージュ時代からアナベルを育てている(というか何もせずともアナベルは育つ)。今年ももうすぐ大量に咲きそう。
そういえば去年は庭のデザイン部門でも日本人の石原和幸さんが受賞された。タイトルは「御所の庭」だった。
日本人の職人さんはすごい。開発とか改良に熱心で素晴らしい技術を持つ人が多く、彼らがすごいだけでわたしには何も関係はないのだが、やはりうれしくなる。
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swan lake 2018, natalia osipova 2
ロイヤル・バレエ新プロダクション「白鳥の湖」を見た。
今シーズンはこれで6回目になる。
昨夜はナタリア・オシポワ(Natalia Osipova)のオデット・オディールだった。
前回、彼女は王子が花嫁を選ぶ舞踏会の場面で、あの有名なオディールのグラン・フッテ32回転をやらなかった(代わりに超スピードのピルエット)ため、あれはいったいどんな事情だったのかと、いつもとは違った意味でも楽しみにしていた。
ちなみにグラン・フッテは彼女の十八番のひとつである。
やりませんでした、32回転。
やはり光速ピルエット。
他のダンサーはマリアネラ・ヌネツ(Marianela Nunez 完璧な32回転。神業)も、サラ・ラム(Sarah Lamb)もやったので、これが公式振り付けというわけでもない。
まことしやに噂は伝わってくるものの、どれにもあまり決め手がない。気になるなあ。どこかにインタビューがないかなあ。
さて。
先日イングリッシュ・ナショナル・バレエのコンクールで、若手のダンサーが踊るパ・ド・ドゥを4つほど見たばかりだった。もちろん若手の彼らも今後熟達していくのだが、ナタリア・オシポワを始め、プリンシパルがどれだけすごいのかというのがとてもよく分かった。
まず、ほんのわずかの変な間がない。秒の何十分の一という単位でも。
音楽や動きが余らない。
ピアニッシモな動きにもぼやけた輪郭の動きというのが全くない。弱い動きとぼやけた動きは全く違う。若手ダンサーで気になったのが、決めのポーズに減り張りがより少なく、動きに奥行きや重層がないことだった。
ところでわたしのシロウト意見として、マシュー・ボル(Matthew Ball)はジークフリード王子としてはいまひとつだと思っている。
青春の苦悩と、突然の恋に落ちた喜び、誘惑に負けるあふれる熱情が伝わって来ず、それどころか彼がいなくても筋に全く影響はないというくらい存在感が薄い。特にオシポワの相手役としては力不足だと思う(うまい相手と組んで成長するという目的はあるだろう)。
ナタリア・オシポワ、第2幕の舞踏会のパ・ド・ドゥの登場のシーンで、まだ何もしていない(舞台に素早く登場するだけ)段階でポワントが滑って尻餅をついてしまった。あの数秒間でいきなり裂け目から現実が顔をだしたようになったが、すぐに持ち直して最後まで踊った。もう母親のような気持ちでハラハラしましたよ。
卑近な例、わたしは冬のフレンチ・アルプスのホテル前で、漫画のような尻餅をつき(前夜、ボヤがあったので消防車がこぼした水が凍っていたのだ)目の前に星が飛び、しばらく動けず、数カ月にわたって痛みで往生したので、ただの尻餅とは言えないことはよーく知っている。
怪我だけはしないでほしい!
(写真はRHOより、 Bill Cooper。リハーサル中のオシポヴァとボル)
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