goo

maison assouline








ロイヤル・アカデミー見学や、フォートナム・メイソンでお使いなど
ピカデリー方面にはやはりよく行く

この大通りで好きなのは
ロイヤル・アカデミーのキーパーズ・ハウス内の小さいバアとこちらオソーリン
(フォートナム・メイソン内やウォーズリーは観光客で混んでいるので
小ぢんまりした静けさがお好きな方におすすめ)


カフェと本屋の組み合わせがとても好きなので居心地がいい

カリブ海のプランテーションの図書室のよう
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

プール・パーティにzimmermann








昨日の写真、ロンドン・コリシウムのインテリア、何かに似ていると思ったら、
このZimmermannの絹と麻の「腕が上がらない」ドレスじゃないか

リゾートかプール・パーティーかくらいしか着る機会が思いつかないが
とてもとても気に入っている
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

london colisevm









養老猛司さんのご本は、わたしが読んだものでは、あの独特のノリについていけず、読後ほとんど何も残らないのだが(それでも最近うっかり「身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編」というのをチェコ旅行前に読んでしまった)、「笑いの力」という対談本の中にある

「西洋の古い街へ行きますと、街の真ん中にある立派な建物は二つしかないんです。一つが教会で、もう一つは劇場ですね。西洋の街へ行かれたことのある方は、ある程度の大きさの街であれば、必ず劇場と教会があることに気付くと思います。劇場とは、その中で起こることは全部真っ赤な嘘です、ということですね。誰も芝居を本当だと思って観ている人はないんです。 」
「その嘘を保証するために、外観はできるだけちゃんとしなきゃいけないわけですね。ボロボロの小屋ではいかにもほんとうらしいことをやっていると、ほんとうに思えちゃう(笑)」。

というくだりは、なるほどどの街を思い浮かべてもそうだと思い、だから一番よく覚えている。
「ある程度」以下の大きさの街ではそれが教会とパブになる。


ロンドン・コリセウムはトロンプ・ルイユとギリシャ劇の仮面の装飾が美しい。
両方とも「真っ赤な嘘」の一種である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

emerging dancer 2018








イングリッシュ・ナショナル・バレエが、若手ダンサーの中から新しい才能を祝福し見出す趣旨で毎年開催しているEmerging Dancerを見て来た。

今年で開催9回目なんだそうだ。わたしは見に行くようになってまだ3年目。

去年は金原里奈さん、一昨年はセザー・コラレス(Cesar Corrales)が出ていたため見る気満々だったのだが、今年はわたしは「若きカリスマ!」みたいな人物を早々見つけられず、行く気になったのは2、3日前のことだった。

でも、やっぱり見に行ってよかった。


彼らは若く、そしてとてつもなく美しい。
特に男性が女性をリフトするときの軽々しさよ!

若いだけでも誰でもまあまあ美しいが、彼らの精神的な強さ、努力ができる才能、何よりダンスを愛する気持ちが会場にあふれていて、観客は魔法の栄養ドリンクを飲んだかのように即席で幸せになれる。

スピードと力のみなぎりはスポーツも同じだが、福田恆存が「藝術とは何か」で書いているように、スポーツは直線運動でなまの現実に即しているのに対し、ダンスは動と反動で織り成される円環、「創造と破壊」であり、ダンス独特の制御力、コントロールが美しい。

「外部から内部へ、すなわち根源から切り離されたものが根源的に復帰しようとする執拗な努力においてのみ、リズムのくりかえしがおこなわれる」(147頁)
「現代のスポーツは記録をめざしているがゆえに、進歩の概念と同様、往きがあって復がない運動であります。動があって反動がない。このことが、舞踏とスポーツを区別するーあるいは芸術とその他の人間活動、たとえば科学とか日常生活とかいうものを分けるー根本的な要因ではないかとおもいます。芸術には動があっても、それはかならず反動をともないます。いや、むしろ反動のために動を起こすといってさしつかえない。静止と完成とを獲得するために、わざわざ乱れた動きをやってみる」(113頁)



優勝したのは「海賊」を踊った男性ダンサーダニエル・マッコーミック(Daniel McCormick)で、「海賊」は振り付けと音楽そのものがものすごくアッピールするのを差し引いてもすばらしい踊りだった。


英国に住んでいる限り、毎年見に行こうと思う。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

pont en arc








アレクサンドル三世橋


アレクサンドル三世橋はアール・ヌーヴォースタイル、
4隅を芸術、科学、闘争、戦争(<仏語版の説明。
英語版では芸術、科学、商業、産業になっている不思議)の女神が守り、
全体的な装飾はペガサスやニンフなどがモチーフで、
1900年のパリ万国博覧会に合わせて建設されたものだそう。

橋一つ見るにしても、ちょっと案内があるとすごくおもしろくなる。

いずれにしても当時の価値観が見え隠れしてとても興味深い。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »