この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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電源が入ると、”ブザーが断続的に一定時間鳴る”という簡易回路の実験、その2です。
前回の実験では、トランジスタ2個の弛張発振回路をベースにしていましたが、今回は、タイマIC555を使ってみました。
基本的な発振回路に、自己点滅LEDとコンデンサを図のように追加してみたところ、前回と同様な動作をさせることができました。つまり、電源を入れると音程を(高から低へと)変えながら、断続的に音が鳴り、やがて停止するというわけです。
様子を見てやってください。
YouTube: 時限断続電子ブザーの実験 -その2- ←クリック
555を使って良かったことがあります(・∀・)b
この回路では、電源をOFFにするとコンデンサに溜まった電気が徐々に放電するようです。ですから、強制的に放電をさせなくても、少し時間を置くことで繰り返し動作が可能でした。
また、555の発振回路では、電圧を変えても周波数が変化しないので、音量の調整がし易いと思います。しかし、自己点滅LEDを接続する場合は、電圧を上げすぎて破壊しないように注意ですね。
<副産物:オンディレイブザー>
さて、フト思いついて、こんなこともやってみました( ・_・)フト
リセット端子(4番)とGNDとの間に、抵抗とコンデンサを挿入です。
このようにすると、電源を入れてもすぐにはブザーは鳴らず(LEDは点滅します)、数秒後に鳴り出します。オンディレイ・ブザーとでもいいますか(・ο・)
こんな感じです。
YouTube: オンディレイ・ブザー ←クリック
(ブザーが鳴り出すまでの間、LEDの点滅に合わせて「チッチッチ」とわずかに音が発生しています。)
これは何に使えるでしょうねぇ。LEDが点滅してから、一定時間以内に対処しないとブザーが鳴るという、ゲームかな?(^_^;) ”一定時間以上ドアを開け放すとブザーが鳴る”なんて使い方もできそうです。
ただし、電源を入れる前にコンデンサを放電させてやる必要があります。これはスイッチOFFと連動させれば良いかも(р_-)
リセット端子の使い方としては、かなりアヤシイ感じなので(誤動作するかも)、大事なところには使わないようにしよっと┐(・~・)┌