以前、なんとなく雨量までわかるような、雨感知センサーができないかと実験したことがありました(・_・)b (・_・ )゛
電子工作でよくある”雨を知らせる装置”は、昔からずっと”ただ水滴の有無を検知するだけという”代わり映えがしないものばかりなので、ここに一石を投じ、世間を「あーっ!うぉぉぉっ!すげー!」と言わせようと密かに企てていたのですが・・・ちょっと考えているうちに意欲が薄れました(=_=)
今回は、実験はありません。考察&備忘録までです。
そもそも雨量というものはどんなものかと調べたところ、人が雨が降っていると感じるのは、1mmくらいからだとか。
1mmというのは、雨の降っている場所に容器を置いたら、1時間に1mmの高さまで水が溜まるということらしい。ふーん(・。・ )
0.5mm未満:傘はいらなさそう。
1mm:傘をさすかどうか迷うくらい。
2mm:完全な雨。傘が必要。
5mm:本降り。水たまりができる。
窓の外を見て、雨が降っているかどうかが気になるのは、雨量が1mm前後の時ということになりそうです。
ネットの情報によれば、雨粒の大きさは概ね1mmで、0.2mm~6mmくらいとありました。
計算を簡単にするため、雨粒の大きさを1辺1mmの立方体と考えてみました。
1mmの雨が降っているとした場合、ある場所に雨粒を感知するセンサを1対(電極2つで1つのセンサ)置いたとき、1時間に1回だけ感知するということになるのでしょう。
「雨は降っているのかな?」と思ったとき、センサが反応するまで1時間も待っていられませんぜ(-ε"-)
センサを3600個用意すれば、1秒に1回感知するということになるのでしょうが、そんなにセンサを用意するのは大変そうです。
ちなみに、6秒に1回で妥協した場合でも、600個のセンサが必要となる計算じゃないですか。
何か細いメッシュの金網あたりを加工したら製作できるかしらん(´・ω・`)?
もはや、そこまでして雨の状態を知りたいか・・・という思いに変わってきてしまいました(._.)
窓を開けて手を伸ばす・・・「大した雨じゃないな」・・・手のひらってすごいな。