かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

"温度差"を感知する簡易なスイッチ回路の実験

2022年02月13日 | 製作

この記事には回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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冬になると、サーキュレーターが気になります(「・_・) (・_・ )?


温かい空気は天井の方に、冷たい空気は床の方に溜まるので、空気をかき回してやるのが効果的らしいのですが、今一つ購入には踏み切れないでいる かりおかです。

それはさておき、フト思いました( ・_・)フト 
サーキュレーターをずっと動かしておくのではなく、天井と床の温度差が大きくなったときにだけ動かすようにしたら、省エネになるんじゃなかろうか。

思いつきが正しいかどうかはともかくとして、
2か所の温度の差を判定してスイッチ(リレー)を動かす簡易な回路の実験をしてみました。

回路はこんなものです。

使用した温度センサは、以前の温度感知回路の検討にも使用したLM35DZです。
センサの出力の差を差動増幅回路へ導き、(オペアンプによる)コンパレータで温度差の閾値を設定する形です。


これだけの回路でも、温度差の変化を捉えて動作させることができました。

センサ2を指で触って温めるとリレーがONしました。
また、逆にセンサ1に保冷剤を近づけて冷やした場合にもリレーがONしました。

動画の実験では、コンパレータの基準電圧を2Vに設定しました。
LM35DZは、10mV/℃ということですので、例えば温度差が2℃あるときは20mVの差になる計算。
差動増幅器で100倍した2Vをコンパレータの閾値にしておけば、温度差が2℃を超えるとスイッチがONするだろうというわけです。

実際にサーキュレーターのコントロールに使う場合は、頻繁にON-OFFを繰り返さないようにタイマーを設けて一定時間は連続で動作させるとか、ヒステリシス的な回路が必要かも?
ある記事によると天井と床の温度差は10℃にもなるというのですが、もう少し温度差を広く設定できるようにする必要もあるかしらん(´・ω・`)?

まぁ~すぐに春が来るさっ(-∀-)ヾ(^_^;)オイッ

コメント
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