この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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その昔、「みんなの科学」というNHKの番組で「でんとう虫」という作品が紹介されていました。(放送日は、1978年9月21日と情報がありました。)
それは、トラクターのような車の模型だったとぼんやり記憶しているのですが、横の方からライトを当てると光源の方向に舵を切り、ゆっくりと走っていくというものでした。
当時、ブラウン管TVの前で必死に回路図をノートに書き写したのを覚えています。
(ビデオもデジカメもありませんでしたからね~。)
今でもその時の回路図が手元に残っているのですが、その頃は技量もなく、製作するのは断念していました(-。-)
さて、今回の実験の様子を見てやってください。
センサー部分がライトの光を追うように動きました。大成功(`o´)/
電子回路はこんな形にしました。
V2は、Vccを2つのCdSで分圧した値となるわけですが、光の当たり方によって変化します。
① V1>V2>V3のとき、7番、1番はいずれもH。⇒モータードライバの出力は「L,L」でブレーキ。
② V2>V1>V3のとき、7番がL、1番はH。⇒モータードライバの出力は、「H,L」で回転。
③ V1>V3>V2のとき、7番がH、1番はL。⇒モータードライバの出力は、「L,H」で反転。
となります。
あとは、②や③のときにモータードライバに接続したギヤボックスで、CdSセンサをV1>V2>V3となる(光源の)方向に回転させるようにすれば良いわけです。
少しばかり電子回路が分かるようになった今では、光センサを扱うのは比較的簡単です。
ウィンドウコンパレータとモータードライバを組み合わせる構成は、ギヤボックスをサーボモーターのように動かす実験の時に検討したものですが、分かり易い上に比較的反応も良く、センサと組み合わせるのにも好都合でした(・▽・)b
この仕組みを使い、車の模型のハンドルを動かすようにすることで、でんとう虫と同様なものができると思います。
また、今回実験したものでは水平方向のみの動きですが、同じ仕組みで上下方向にも動かせるようにしたら、太陽光追尾装置のようなものもできるかもしれません。
スポットライトが当たることのない実験室からお送りしました(-_-)ヾ(^_^;)
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