ちょっと視点を変えて、大人のスポーツセダンにも乗ってみよう・・ということで、近所のレクサス店に訪問。噂どおりの重厚なエントランスから導かれ、LEXUSラインアップ中、最もスポーティなモデル、ISシリーズの2.5Lモデル、IS250に試乗してきました。
<エクステリア> ★★★
よく言えば繊細、悪く言えば地味な印象。良く見ると、サイドのライン、リアへと続くライン等、相当凝った面構成。メタリックカラーが良く似合う。個人的には好きです。ただ、全体的なフォルムに特徴がないので、パッと見のインパクトが弱い。
<居住性> ★★★★
試乗車中、最も快適。セダンらしさを期待する方にはリアシートが多少物足りないかもしれないが、スポーツカーを前提に考えている私にとっては、贅沢すぎるほどの居住空間。デザインはオーソドックスだが質感は高い。ただし、ここにも分かりやすい高級感はない。静粛性も高い。
<動力性能> ★★★
必要充分以上のパワー。スポーツモードに切り替えると、それなりに元気な走り。しかし、楽しいかといわれると微妙。
<ハンドリング> ★★★
上質かつ素直。FRであること、前後重量配分が良いことが功を奏して、高級車らしい気持ちいいハンドリング。
<総合評価> ★★★
これほど乗る前の予想と乗った印象が変わらない車も珍しい。日本人らしい、上質かつ控えめな車。丁寧に作られている。良い意味でも、悪い意味でもドライバーに刺さるところのない車。上質かつスタイリッシュな車が欲しいが、輸入車は嫌というニッチ層向け。トヨタDNA健在。ということで、私は遠慮させていただきます。
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