フェラーリのレーシングモデル、F430チャレンジに試乗しました!
色々なフェラーリに試乗してきましたが、レーシングモデルは初めてです。
内装は取り払われ、ケージが張り巡らされた室内、セラミックブレーキ、専用タイヤ、爆音のエキゾースト、1200kg台に軽量化されたボディと、500馬力をサーキットに余すところなく叩きつけることができる本気のスペシャルモデル!
富裕層の間では、サーキット限定のフェラーリこそ贅の極みとか・・今回、この貴重なモデルに試乗できるということで、早速イベントに申し込みました。もちろんサーキット試乗です。では早速インプレです!
●居住性★★
レーシングモデルなので、居住性うんぬんという車ではありませんが。。
まず室内が暑い!もちろんエアコンレスですし、窓もパチンコの景品交換レベルしか空きません。
サウンドも容赦なく車内に入ってきます。
足回りはまあサーキット試乗なのでスムーズですね。全然ロールしません。
●動力性能★★★★
パワーはノーマルとそれほど変わりませんね。低速から一気呵成にふけあがります。トルクを伴うスムーズな上昇で、どこから踏んでもパワーもでるので乗りやすいです。まあ実際は結構なパワーが出ているのでしょうが、ボディ・タイヤ・ブレーキが勝っているので、それ程不安感はありません。
●ハンドリング★★★★★
いやーよく曲がります!!隣にインストラクターがいることもあり、やや安全マージンを取っているので、マシンの限界の結構手前で遊んできたというかんじです。昨年、素のF430にサーキット試乗した時は、高速コーナーでもタイヤを鳴かせる程度は攻めてきましたし、ミッドシップの挙動やeデフの効果も体感できたのですが、今回はぜんぜんタイヤも鳴かなければ挙動変化もあまり感じられませんでした。
●総合評価★★★★
いや、普通の街乗りマシンとは全然違いますね!限界の高さが雲泥の差です。ブレーキも強力なので、本気で踏むとイベントレベルだとコーナーのかなり手前で減速します。ただ、予想外に安心感があって、しかも楽しいですね!より純粋に走りを楽しむために、不要な脂肪をはぎ取った、筋肉質のフェラーリというかんじで、楽しさが前面に出てきています。欲を言うなら、日本の社外マフラーのような突き抜ける高音の快感が欲しいですね。音量があって刺激的なのですが、もう少し官能的だと最高かな、と思いました。そうするとスペチアーレのサーキットモデルやF1という頂点の世界になるのでしょうね(笑)。
では、動画でサウンドをお楽しみください!(ちょっと画質が粗いのがネックですが)