新型ミニ クロスオーバー(R60型)のディーゼルに試乗しました!
先代もミニ?と言うくらいのサイズ感でしたが、今回はさらに一回り大きくなりましたね。果たしてMINIらしさは残っているのでしょうか?早速インプレです!
●居住性★★★
居住空間と内装の質感は確実に先代よりアップしましたね!後部座席は、もはや何の痛痒も感じないレベルです。乗り心地もかっちりしてますね、ボディ剛性は高いです。ただ、BMWや最近の良くできたディーゼルエンジンから乗り比べると、明らかにディーゼルっぽいサウンドが聞こえます。
●動力性能★★★★
車重も今や1400くらいになりましたが、ディーゼルのトルクのおかげで問題なく走ります。フィーリングも先代より良くなってます。
●ハンドリング★★★
コンパクトSUVとしては素直で気持ちいい走りですが、ミニ特有のゴーカートフィーリングはないですね。
●総合評価★★★★
MINIのSUVという感じはもはやないですね。よくできたコンパクトSUVという感じで、外装がMINIっぽいという印象です。ですが、それでもSUVの中ではコンパクトな方ですし、何よりポップな内装や、切り立ったフロントウインドウから覗く風景はMINIそのもの。洗練されていないフィーリングですら冒険心も感じさせますね。何より所有する喜びは随一でしょう。本当にさじ加減やキャラ作りが巧みです。BMWなら許されないところが、MINIならポジティブな評価になるところが車の面白いところです。同じクラスなら、先日試乗したアウディA3の方が洗練度は格段に上ですし、走りはBMWの1シリーズが上でしょう。それでも、どうしてもMINIが欲しくなるこの強力な魅力がブランドの力ですね。