新型フェアレディZ STに試乗しました!
最近、日産グローバル本社の試乗車にラインアップされたのですが、予想通り、予約が一杯。。
ですが、偶然1枠だけ空きがあり試乗してきました!果たしてどんな車なのでしょうか、早速インプレッションです!
●居住性★★★
脚は締まってるがボディがしっかりしてるので不快感はない。19インチにしては上質。
静粛性も高め。
内装の質感もよく、先代のプラスチック感は無くなった。
●動力性能★★★★
3L V6ツインターボエンジンは405psを発生。
トルクがかなり下から出てる。
吹け上がりがスムーズでNAみたい。これはタービンが小さい恩恵だろう。
頭打ちは早めだが苦しそうな感じはなく、
あっという間に吹け上がりリミットに当たる感じ。
アクティブサウンドコントロールによるエンジンサウンドも自然で気持ちいい。
スポーツモードでシフトショックを明確に感じるギクシャクする演出も。
意外だが、ノーマルモードの方がアクセルの初期操作に対してグッとトルクが立ち上がる。スポーツモードは一瞬タメがあってからググッと吹け上がる。
●ハンドリング★★★★
ブレーキの初期タッチ強め。
ハンドルの手応えはしっかりだが重すぎない。
自分を中心に回る感覚がスポーツカーっぽくて気持ちいい。
車重は先代より増えているが、走り味はむしろしっとり軽快。
スタビリティの高さ、安心感は先代より1枚上手。
●総合評価★★★★
まさに正常進化。
今や貴重なスポーツカーで、それっぽい演出も十分。
快適なので長距離もいけそう。
しっとり感があり、一段上質な車になり、
全体的に引き締まった印象。
予想を超えてくるイタリア車のような感じではなく、ドイツ車のようにドライバーに寄り添って忠実にリニアに反応する気持ちよさ。