ドゥカティの最強ネイキッド、ストリートファイターV4に試乗してきました!
試乗会でナイトシフトに続いて、空きのあったストリートファイターV4にも試乗してきました!ドゥカティの最強SS、パニガーレV4のカウルを取り払い、ハンドルをアップしたこのモデル。人生最高の208psのマシンは果たして扱えるのでしょうか?早速、インプレです!
●居住性★★★
跨ってみると、さすがに4気筒だけあって、他のLツインより横幅がありますね。でも直4ほどではありませんので、デカいという感じはしません。
車重が180kgと軽量なので、取り回しも苦になりません。
ポジションも足付きはスクランブラーのようにはいかないものの、前屈自体は適度にスポーティ。これなら首も腰も痛くなりません。エンフィのGT650の方がキツいくらいです。
乗り心地も悪くないですね。スポーティな硬さはありますが、跳ねるような挙動はなく、荒れた路面でもドキドキせずに乗れます。
夏場のエンジンの熱風は他のモデルと同様ですね、結構な熱さです。渋滞はつらいですね。
●動力性能★★★★★
かなりドキドキしながら試乗に臨みましたが・・・予想してたよりは扱いやすいですね!低速からちゃんとトルクがありますし、そこからリニアに厚めのトルクが出てくるので、全く問題ありません。V2よりクセが少なく、全域パワフル・トルクフルという感じですね。でもちゃんと鼓動感があるのがさすがドゥカティ。Lツインが二つ並んだようなガツガツという鋭い鼓動を感じます。レスポンスも手首の捻りに間髪いれず反応する感じですが、過激すぎる感じではありません。XSR900のAモードの方が過敏です。
問題は、街乗りレベルだと実力の半分も見えないところ:) 回して5000回転、頑張っても7000回転とレブの半分も回せません。おそらくこの加速が無限に続くのだと思いますが、ちょっと高速かサーキットじゃないと真価は測れませんね。。
●ハンドリング★★★★
ここも街乗りレベルの話ですが、よく曲がります。Lツインのように軽くパタっと倒れるような感じこそありませんが、腰の下でヒラヒラ舞う感覚はドゥカティならでは。重心が低い感じは特にないのですが、車体が安定していてコーナーでも安心感があります。あと、サスもタイヤも限界が相当高いので、街乗りレベルでは余裕すぎるのでしょう。
●総合評価★★★★
ちょっと真価が計りかねるので街乗りレベルでの評価ですが、思ったより扱いやすいですね!208psというと街中ではろくに扱えずストレスが溜まるのかと思いきや、実にリニアに力強く、鼓動感を伴いながら走ります。そしてイザという時には・・という圧倒的な余裕を感じるので、普段使いだけでも十分満足できそうです。個人的にはストファイにはあまり興味がないのですが、バイク自体はかなり完成度が高いですね。
では、動画をどうぞ!