マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

義足のランナー(事業で ①)

2006年11月26日 | 喜働

両足を失ってからの、島袋さんの凄い頑張りを紹介しました。

私は、実はこの日の冒頭の話にも、強い感銘を受けたのです。 それは、島袋さんが工業高校を出て若干20歳で創業した時の話です。

お金も人脈も何も無い島袋さんは、ひたすらお客様に学ぶようにした、と言います。 それが、事業が発展した理由だと。 結果的に、車検と中古車の販売において、沖縄一の規模を達成しました。

最初に、サラッと話されたのですが、実に感銘しました。 お客様に学ぶ。 シンプルですが、力強い経営信念です。

やもすると、素人のくせに…などとお客様を見下してしまうことが無いか? 実は、お客様こそが最も多くのことを教えてくれるにも関わらず、そのチャンスを逃がしてばかりではないのか?

その原因は、自分の傲慢さや驕りにあるのではないか?

両足を失ってからの島袋さんの話が中心でしたから、この部分はサラッと話されました。 それだけ強く印象に残りました。

経営の戒めとしたいと考えました。

事故から一年8ヶ月。 島袋さんは、自分の会社が倒産手続きに入ったと聞いて直ちに沖縄に戻りました。 次の手術をキャンセルして、です。 しかも、脳に重い記憶障害を背負って。

ここからの話は、次回に。

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