マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

健康寿命

2006年11月28日 | 喜働

日本人の平均寿命は、1983年には世界一になりました。 百歳以上の長寿者は、2005年で 25,554 人です。 30年前には、わずか 548 人だったのが、です。

この話は、鎌田實さんというドクターの著書から。 「メタボリック シンドロームにならないコツ」。

鎌田さんは、「平均寿命」 よりも 「健康寿命」 を延ばすことを提唱されています。

健康寿命とは、食事・排泄・着替え・入浴・移動など、身の回りのことが自分でやれる、また、やろうとするための精神のコントロールが十分できている時間を言っています。

「P・P・K」 が目指す健康スタイルだそうです。 それは 「ぴんぴんころり」。 健康で長生きして、そして逝くときはころっと。

六〇代・七〇代で倒れると、内臓の力がある分、介護を受ける期間が長期化する傾向にあるそうです。 九〇代まで元気だと、倒れても介護の期間が短いそうです。 だから、「ぴんぴんころり」 のコツは健康に長く生きること、だそうです。

そして、鎌田さんが言われるのは、ちょっとした健康のコツを知って健康に生きていこうということです。

「健康寿命」 を延ばすには、「生活習慣病」 にならないようにすること。 文字通り、生活習慣を変えることが大切です。

特に、若々しい血管を保つために、悪いこと良いことに整理して 「七悪三善一コウモリ」 でまとめています。

血管をダメにする七悪。

1)肥満  2)高血圧  3)ストレス  4)高脂血症  5)タバコ  6)糖尿病  7)高尿酸血症

血管を若返らせる三善。

1)運動  2)ニコニコしていること  3)食物繊維の多い食事をとること

一コウモリとは

1)アルコール

七つの悪いことはなるべく減らして、三つの良いことを積極的に行うこと。 コウモリのアルコールは、飲み過ぎは血管をダメにして、少量ならば血管に善となります。

これが血管を若々しく保ち、メタボリック シンドロームの治療・予防につながっているというのです。

血圧や血糖、中性脂肪の値の一つひとつはそれほど悪くなくても、内臓脂肪型肥満と一緒になると、危ないそうです。 見えない水面下に存在する命を奪う塊。 それが 「内臓脂肪型肥満」 なのです。

健康に長く生きるために、七悪を追放して三善を行いましょう。

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